12年連続!明治学院大学で「若者と政治」を講演

3年ぶりに対面型のゲスト講義が実現!

2022年10月17日、明治学院大学法学部で開講された「公共政策論B」「政治学基礎演習」に登壇しました。

明治学院大学は母校で、2010年3月に卒業以来、毎年こちらの講義を担当されている西村万里子教授(3・4年生の時のゼミ指導教員)のお声掛けで登壇している他、政治討論会等の公式イベントにもお招きいただいており、ついに12年連続のゲスト講演となりました。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、2020年度と2021年度はオンライン(Zoom)でお引き受けしましたが、今年度は3年ぶりとなる対面型の講義となりました。

2科目合わせて18~20歳を中心とする約150名に向け「18歳選挙権時代の若者参画とは~実践!主権者教育~」と題して、18歳選挙権の意義や課題、主権者教育の最新事例に関してお話ししました。

毎年恒例となっている主権者教育プログラム「マイ争点」では、学生の皆さんに、どの政策項目に関心があるか挙手をしてもらいました。

多かったのは「経済・財政」「社会保障」「子ども・教育」 「外交・安全保障」 で、自分事として考えられたり、コロナ禍で実感できる政策項目への関心が高まっているようでした。

18歳選挙権の導入以降、主に高校生向けの主権者教育の授業が注目されていますが、実は19歳~20代前半の低投票率も問題となっており、大学生や専門学校生を対象とした取り組みこそ必要になっています。

今年の参院選では、告示日の東京新聞にコメントが掲載されたように、都内の専門学校における主権者教育の公開授業を担当させていただきました。

 若者の間で少しずつ高まる機運を、いかに盛り上げるか。慶応義塾大SFC研究所の西野偉彦上席所員は、N高やS高のような高校生向けの発信に加え、19歳以降への継続的な働き掛けを重視する。初めて選挙権を得る18歳と比べ、19歳以降は投票率が低い傾向にある。「大学や専門学校に進むと主権者教育を受ける機会は少なくなる」という。
 17日には東京都港区の「ハリウッド美容専門学校」で、政治や選挙について学ぶ授業があった。講師の西野さんは、投票率が高い高齢者の要望が政治に反映されやすい「シルバー民主主義」の現状を説明。約300人に「政治を自分の問題としてとらえるのが大事」と語りかけ、「若い世代の考えを政治や行政に発信してほしい」と促した。

東京新聞2022年6月22日付朝刊社会面

これまでも、主権者教育は高校生だけでなく、義務教育から高等教育まで、段階的かつ継続的に取り組むことを訴え、大学や専門学校での実践に携わっています。

明治学院大学だけではなく、東京大学慶應義塾大学等でもゲスト講師として登壇していますので、大学での主権者教育の実践にご関心のある方は是非ご相談下さい。

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