全国初となる「小中学校における主権者教育」を推進!
2019年5月31日、神奈川県教育委員会「小・中学校における政治的教養を育む教育」実践協力校連絡会が開催されました。
私は神奈川県教育委員会の依頼を受け、4年前から「小・中学校における政治的教養を育む教育」に関わる会議の座長を務めています。
2016年度には「小・中学校における政治的教養を育む教育」検討会議が設置され、小・中学校段階において身に付けたい力について検討を行いました。
発達段階に応じた系統的な指導や「政治的中立性を確保するポイント」が盛り込まれ、現場の先生方にとって負担に感じないように、これまで各学校で積み重ねてきた学習を活かす授業のあり方を明記した「指導資料」を作成し、県内の小・中学校に配布しました。
2017年度には実践協力校連絡会が設置され、この指導資料を参考に、県内の公立小学校2校・中学校2校の計4校が実践協力校として、2018年度まで2年連続で公開授業と研究協議が行われてきました。(写真:昨年度の様子)
そして、2019年度も継続的に実践協力校連絡会が設置され、検討会議から数えると4年連続で座長に就任しました。
今回の実践協力校連絡会は、2019年度第一回ということで、神奈川県教委の関連部署や実践協力校の担当教員ら20名ほどが参加され、私からは座長挨拶に加えて、「主権者教育の現状と展望~国内外の実践例を通じて~」と題する講演も行いました。
神奈川県教育委員会では、高校における「シチズンシップ教育推進プロジェクト会議」の座長も務めていることから、小学校から高校まで12年間における主権者教育に関わる座長として、先進的な主権者教育のモデル作りを牽引していければと考えています。
この取り組みについては、毎日新聞からインタビュー(2019年4月2日付)を受けましたので、併せてご参考にしていただければ幸いです。
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