神奈川県教委「シチズンシップ教育」座長に就任!

18歳選挙権や18歳成人に対応!7年ぶり初の改訂へ

2018年3月14日、神奈川県教育委員会は「シチズンシップ教育推進プロジェクト」を設置し、第一回会議を開催しました。

私はプロジェクトの構成員を委嘱され、有識者として座長に就任することになりました。

「18歳選挙権」の実現により、国や自治体は主権者教育の充実に取り組んでいるわけですが、そうした流れの草分けとして、2011年度に県立高校にシチズンシップ教育を導入したのが神奈川県でした。

現在、神奈川県におけるシチズンシップ教育は「政治参加・司法参加・消費者・道徳」の4本柱から構成されています。

今回設置された「プロジェクト会議」は、7年前に県教委が発表した「シチズンシップ教育  指導用参考資料」の内容について、初めての改訂を行うものです。

「18歳選挙権」はもちろん、今後の「成人年齢引き下げ(18歳成人)」等も見据えて、時代に合った内容に替えていくというものです。

既にご紹介していますが、これまで神奈川県で「小・中学校における政治的教養を育む教育」検討会議(2016年)/実践協力校連絡会(2017年)の座長を務めてきました。

今回、この「シチズンシップ教育推進プロジェクト会議」により、神奈川県の小学校・中学校・高校すべての段階において「主権者教育に関する座長」に就くことになりました。

振り返ると、私にとって初めての主権者教育に関する現場実践は、2011年に神奈川県立湘南台高校の依頼による「シチズンシップ教育アドバイザー」でした。

それから7年が経ち、今度は県全体のシチズンシップ教育を改訂するプロジェクトに関わることになったのは、本当に有り難いご縁だと感じています。

国や他の自治体に先駆けて、10年後を見据えた「シチズンシップ教育のモデル」を構築できるよう、尽力していきたいと考えています。

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