政権選択!大学生100名が選ぶ「マイ争点」とは?

衆院選公示日!明治学院大学ゲスト講義に登壇!

2017年10月10日、明治学院大学横浜キャンパスで開講された「公共政策論」(法学部)に登壇しました。

明治学院大学は母校で、2010年に卒業以来、毎年いろいろな講義やイベントに呼んでいただいており、今年で7年連続のゲスト講演となりました。

この「公共政策論」は、昨年度もゲストスピーカーとしてお招きいただいており、このブログでも「大学で主権者教育を!~「19歳選挙権」を置き去りにしないために~」としてご紹介しました。

今年は、衆議院総選挙の公示日に登壇することに!

19歳を中心とした大学生100名を対象に、「政権選択!衆院選にどう向き合うか~主権者教育「マイ争点」を通じて~」と題して、講演+ワークショップを開催しました。

主権者教育プログラム「マイ争点」は、自分の関心のある政策テーマを選び、その政策テーマの「具体化・理由・問題点・解決策」を考えていくものです。

選挙のたびに、「報道を見ても、争点が(多くて・少なくて)よく分からない」という声を聞きますが、それなら自分が大切にするポイント(=マイ争点)を考えてみればいいのでは?-という逆転の発想からきています。

オリジナルのワークシートを用意(神奈川県立湘南台高校・模擬投票2016事前学習②を参考に作成)し、書き込むことができるようにしています。

学生の皆さんに、どの政策項目に関心があるか挙手をしてもらったところ、多かったのは「外交・安全保障」「経済・財政」「雇用・就職」で、少なかったのは「女性の活躍」「教育」「若者政策」という結果になりました。

講演を聞いて下さった学生の皆さんからは、感想や意見がぎっしり書かれたリアクションペーパーを沢山いただき、「マイ争点」に取り組んだことの手応えが伝わってきました。

・衆院選が始まる時期にタイムリーなテーマの話を聞けて良かった。今、政党がなくなったり、新しいものができたりと、よくわからなくなっていた中で、「マイ争点」のワークシートは自分の考え、関心があるテーマを明確にさせて下さった。

・歴史的な衆議院選挙に向けて、どういった争点で自分は関心(問題意識)を持ち投票すればいいのか考える機会を作っていただけた。

・「マイ争点」はとても画期的。今まで正直ポスターのビジュアルなどで選んで投票してきたが、このワークシートで本当に誰に投票すべきなのか分かった。今回の総選挙も必ず行こうと思う。

・ワークシートを記入する中で、自分の関心ある争点を選ぶことはできたものの、その政策の具体的な内容や政党の公約などについては分かっていなかったという課題、自分の無知に気が付いた。

「18歳選挙権」が導入されてから初めての衆議院選挙ということもあり、18歳や高校生への注目が集まっていますが、昨年参院選で投票率が低かった19歳や大学生向けの主権者教育も欠かせません

「マイ争点」プログラムを含めた大学での主権者教育にも引き続き取り組んでいきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です