生徒会活動にかけた情熱が今の自分を作っている
少し前のことになりますが、NPO法人アスデッサンの依頼で、「社会人インタビュー」にご協力させていただきました。
アスデッサンは、中学生や高校生を対象に「キャリア教育」を実施しているNPOです。
2011年9月に設立され、8000人以上の中高生がサービスを利用しているそうです。
アスデッサンは、100人以上の社会人によるキャリアインタビューを掲載するサイト「ロルモ」を運営しており、いろいろな職業の方の話を聞くことができます。
普段私が受けている新聞等のインタビューは、おおむね「主権者教育」が多いのですが、アスデッサンからは「自分」のこと、特に「これまでのキャリアについて」を話して下さいとのことで、珍しい内容になっています。
ここでは、中高での文化祭や生徒会活動から、大学時代の活動、松下政経塾に進んだ後、そして今日に至るまでの歩みと情熱をまとめてご紹介しています。
特に「生徒会活動」が自分のキャリアの原点であることを語りました。
「一人一人の意思が学校をつくる」という信念の下で、生徒が「当事者としての意識」を持てるように、生徒会組織を改革したり、校則を改正していったんです。今思えば、これが現在の取り組みにもつながる原体験でした。(一部抜粋)
現在、一般社団法人生徒会活動支援協会の理事長を務めていますが、その原点はまさにここにあります。
ご存知のように、18歳選挙権の実現によって全国各地で「模擬投票」が花盛りです。
しかし、自分たちの生活に直結する意思決定に参画することができる「生徒会活動」こそ、「相異なる利益の創造的な調停」(英国の政治哲学者バーナード・クリックの言葉)としての政治を実感できる最適な主権者教育の一つです。
このインタビューは、生徒会活動にかけた情熱についてあらためて振り返る良い機会にもなりました。
その他、私が目指す社会像(ビジョン)やこれからの生き方についてもお話しています。
是非ご覧いただければ嬉しいです。
◇ 社会人インタビュー「ロルモ」はこちら
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