松下政経塾・日本政策学校 連携講座にて「主権者教育」も紹介!
2021年11月13日、一般社団法人日本ポリシーイノベーション「日本政策学校」の講座に登壇させていただきました。
日本政策学校は2011年に発足した民間の人材育成機関です。
主義主張・政党を超えた自由な議論を通じて多様な民意が反映される「真の民主主義社会」を実現するために、推進役となる政治リーダーを育成・輩出しております。
日本政策学校公式ウェブサイトより
今年度は、修了し現在は研究員を務めている松下政経塾との連携講座が企画されました。
私がご紹介したのは、松下政経塾で取り組んでいる研修「リーダーズ・アクティブラーニング」をベースにした実践型の講義です。
冒頭に、専門分野である主権者教育について講義をさせていただきました。
18歳選挙権時代において、学校現場でどのような主権者教育を行っているのか、座長を務める神奈川県教育委員会の事例等を中心に、全国各地の取り組みをお話ししました。
その後、「政治・社会リーダー教育」の場である松下政経塾にて、私自身が制度設計に携わり昨年度から導入している実践的講座「リーダーズ・アクティブラーニング」についてご説明しました。
松下政経塾を設立したパナソニック創業者・松下幸之助が唱えていたリーダー教育のあり方は、今日の「アクティブラーニング」そのものであることも触れさせていただきました。
日本政策学校の受講生の皆さんには、ご自身の志をもとに「目指す国・社会ビジョン」と、その実現方法(政策)について、小グループで共有いただいた上で、会場とオンラインのハイブリッドで、グループの代表同士の討論にも挑戦いただきました。
終了後の質疑応答も時間がなくなるほど、特に主権者教育についてご質問をいただきました。
成熟した民主主義社会の形成のためには、主権者教育(有権者の政治リテラシーの向上)のみならず、政治・社会リーダーを志す人たちの教育(リーダーとしての能力の向上)を両輪で取り組む重要性を共感いただきました。
講師である私にとっても、様々なバックグラウンドと高い問題意識を持った受講生の方々との交流の場は貴重な学びの機会となりました。
日本政策学校の皆様に心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。
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