【STAY HOME】政治と教育のオススメ5冊をご紹介!

今こそ考える「政治・選挙・主権者」とは?

新型コロナウイルスの影響により、緊急事態宣言が発令され、自粛期間が続いています。

そんな中で、政治や選挙、政治参加など、主権者教育に関する分野について、初心者でも読める本を探しているという声を多くいただき、僭越ながら推薦図書をご紹介することとしました。

この5冊は、役員(2020年4月より監事)を務めている日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)が発行している広報誌に昨年寄稿したものです。

その際は、主権者教育に関心のある若手教員や教員志望の学生を主な対象にしていましたが、小学生から大人までご関心を持っていただけるのではないか、と考えています。

以下、「お薦めの一言」を添えてご紹介します。よろしければお手に取ってみて下さい。

①『政治の哲学』橋爪大三郎著・ちくま新書・2018年

橋爪先生は高名な社会学者ですが、政治や経済等の各分野についても非常に造詣が深い方で、講義を受けたこともあります。本書は、「中学生でも楽しく読める」ように、政治や市場の意義や、教育・安全保障・年金等の政策テーマについて書かれた「政治の入門書」です。

②『16歳からの交渉力』田村次朗著・実務教育出版・2015年

田村先生は、WTO(世界貿易機関)等の交渉にも携わった経験がある「交渉学」の第一人者です。本書は政治や主権者教育を直接取り上げているわけではありませんが、「制服の自由化」や「お小遣いの値上げ」といった高校生の日常で交渉が必要となる場面を取り上げることで、「交渉力」を身に付ける大切さを説いています。

③『ドラえもん社会ワールド・政治のしくみ』鈴木寛(監修)著・小学館・2015年

文部科学副大臣や参議院議員を務め、私自身も大学院でご指導いただいた鈴木先生が、「ポータブル国会」等のドラえもんの「ひみつ道具」になぞらえて、「政治とは何か」について多様な観点で説明しています。小学生だけでなく大人が読んでも示唆に富んでいる1冊です。

④『ドキュメント 候補者たちの闘争 選挙とカネと政党』井戸まさえ著・岩波書店・2018年

元国会議員である著者が、2017年の衆議院選挙を軸に、候補者たちがどのように選挙に向き合っていたのか、与野党への取材と経験に基づく分析を通じて描いています。井戸さんは松下政経塾の先輩でもあり、よくお話を伺っていますが、本書は多くの有権者にとって知られざる「生身の選挙」を垣間見ることができると思います。

⑤『政治を見直そう 日本をよくするために』松下幸之助著・PHP研究所・1977年

「主権者意識を持って国の政治を見守り、気がついたことは訴え、もちろん投票にも行こう」―著者・松下幸之助(パナソニック創業者)はこう述べています。主権者教育はどうあるべきか、約40年前に著された本書には現代にも生きるヒントがあり、今もなお読み継がれる一冊です。

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