トップ英進部・英進部の全学年が対象@栃木教育会館
2018年6月16日、栃木県教育会館大ホール(栃木県宇都宮市)にて「作新学院高等学校 学術講演会」が開催され、講師として登壇しました。
トップ英進部・英進部の全学年およそ800名と先生方を対象に、「『18歳選挙権』は新たな時代の原動力~体験!主権者教育~」と題した90分の講演を行いました。
作新学院高校には、「主権者教育セミナー」(2016年6月)、「生徒会リーダー研修会」(2017年11月)に続き、3年連続でお招きいただきました。
理事長の畑恵先生(元NHKアナウンサー、元参議院議員)と学院長の船田元衆議院議員(超党派の選挙権年齢に関するプロジェクトチーム座長)には、数年来の有り難いご縁をいただいています。
今回は、800名という大規模でしたが、一方的に私の講演を聞いていただくだけでなく、途中で「国政選挙」をケースメソッドに、高校生向け主権者教育「マイ争点」を体験する時間も設けました。
講演では、18歳選挙権の現状や課題、主権者教育の実践例、国内外の生徒会活動の取組、そして理事長を務める生徒会活動支援協会、座長を務める神奈川県教育委員会の施策等をご紹介しました。
主権者教育プログラム「マイ争点」では、高校生たちに自分が投票する際に大切だと思う政策項目を3つピックアップし、選んだ理由、政策の実現を阻む問題点、その解決策等について考えていただきました。
講演終了後の質疑応答では、欧州を中心とした「16歳選挙権」の潮流や、日本での「成人年齢引き下げ」を盛り込んだ民法改正も意識しながら、
・選挙権年齢や成人年齢の引き下げの限界は何歳なのか?
・海外の主権者教育でユニークな事例はないか?
・主権者教育は、これまで公民等の授業で扱われてきた内容と何が違うのか?
など、時間がなくなるほど多くの質問が寄せられ、作新学院高校の皆さんの積極性を実感しました。
新規の高校での講演はもちろん有り難いことですが、作新学院のように、リピート依頼をいただくのは、主権者教育を継続的に実施していくという意味でも大事であり、非常に光栄です。
今後も、学校や自治体の依頼をいただき、「現場」と「政策」の両面から主権者教育の充実に貢献していきたいと考えています。
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