3年ぶり5回目!高槻高校(大阪)で主権者教育を講演

高校2年生60名が「マイ争点」を体験!

2022年11月15日、高槻高等学校(大阪府高槻市)の2年生約60名を対象に、「18歳選挙権と主権者教育」をテーマにした講演会が開催され、講師として登壇しました。

同校の東京研修に協力している松下政経塾と株式会社JTBによる企画の一環で、今年4月に政経塾に入塾した43期生も聴講しました。

コロナ禍のため講師を務めるのは3年ぶり5回目となりましたが、最も多く講演依頼をいただいている高校の一つです。

(参考)
・2016年度:春香クリスティーンさんと「18歳選挙権トークショー」登壇!
・2017年度:大阪・高槻高校理系2年生に「18歳選挙権」を講演!
・2018年度:3年連続!高槻高校2年生に主権者教育を講演&実践!
・2019年度:4年連続!高槻高校(大阪府)にて主権者教育を実践!

私からは「18歳選挙権って何だろう?~体験!主権者教育~」と題して1時間ほど講演。

18歳選挙権の背景と意義、21年衆院選/22年参院選における18・19歳の投票率、国内外の主権者教育の最新事例などをご紹介しました。

会場では感染対策を徹底し、アクリル板があったので講演時のみマスクを外しました。

「初めて政治や選挙について考えた」という生徒が多いので、できるだけ具体的な話をすることで分かりやすい講演になるよう工夫を凝らしました。

途中、毎回好評をいただいている主権者教育プログラム「マイ争点」も実施。

高校生の皆さんは、マイ争点ワークシートに記入するにあたって、自分のスマートフォンで政策について調べながらマスク越しで周りの友人たちと意見交換していました。

講演後の質疑応答では、

・18歳よりも19歳の投票率が低いのはなぜ?どうすれば高くなるのか?

・日本でもドイツの「政治教育センター」を設立しようとすると何が問題になるのか?

・講師(西野)はなぜ主権者教育を志すようになったのか?

2022年度高槻高校「主権者教育」講演会より

といった他、質問したいと会場の外でも声を掛けて下さるなど熱心な姿勢に感激しました。

主権者教育は「18歳(高校3年生)になったらやればいいのではなく、段階的かつ継続的に取り組んでいくべき」と考えていますが、高槻高校はまさにその先進事例です。

有難いことに、最近は同校のように講演のリピート依頼が多くなってきていますので、ご関心のある学校関係者の方は是非ご相談下さい。

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