作新学院中高生の「生徒会リーダー研修会」に登壇!

生徒会役員は40人!? 校内の生徒会リーダーが初集結

2017年11月18日、作新学院高等学校(栃木県宇都宮市)で「生徒会リーダー研修会」が開催され、私が講師として登壇しました。

作新学院高校は規模が大きいため、「トップ英進部」「英進部」「総合進学部」「情報科学部」それぞれに生徒会が存在し、中学生が在籍する「中等部」と合わせると、なんと5部40名の生徒会役員が参加しました。

作新学院高校にお招きいただくのは2年連続で、昨年は参院選前に主権者教育の講演と実践プログラムを担当させていただきました。

理事長の畑恵先生(元NHKアナウンサー、元参議院議員)と学院長の船田元衆議院議員(超党派の選挙権年齢に関するプロジェクトチーム座長)には、昨年セミナーでご一緒させていただいて以来、有り難いご縁をいただいています。

会場は今年4月よりオープンした「作新アカデミア・ラボ」

「自ら考え、発信し、他者と意見を交わす中で、考察力や思考力、プレゼンテーション力やディスカッション力を培い」、多様なアクティブ・ラーニングを実施することができる、国内でも前例がない素晴らしい学習施設です。

今回担当した「生徒会リーダー研修会」の特徴は、このアクティブ・ラーニングを取り入れ、生徒の皆さんが私の話を聞くだけでなく、「自ら考え」「他者と熟議し」「全員でシェア」した点です。

第一部では、基調講演「18歳選挙権時代の“新しい生徒会”を創ろう!」を行い、18歳選挙権の現状や課題、生徒会活動をテーマにした主権者教育、海外の生徒会活動の取り組み、そして理事長を務める生徒会活動支援協会をご紹介しました。

第二部では、ワークショップ「生徒会リーダーが目指したいビジョンと実践」と題し、上記5部の生徒が5人1グループに分かれ、私が作成したワークシートにもとづき、

①生徒会リーダーとして目指した「生徒会のビジョン」とは?
②そのビジョンを実現する上で解決しなければならない「課題」とは?
③課題をクリアするために生徒会リーダーとして「やるべきこと」とは?

という3つのテーマを自ら考え、グループで議論し、全体に発表しました。

中学と高校の各部の生徒会役員が合同で研修会を行うのは初めてということでしたが、中学生も高校生も「もっと議論したい!」「時間を延長して下さい!」という声が上がるほど、楽しく熱心に取り組んでいただきました。

作新学院の取り組みをモデルとして、「18歳選挙権」を視野に入れた「生徒会リーダー研修会」は、全国の学校にも広がってほしいと願っています。

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