総務省主催「若者フォーラム2020」で主権者教育を実践!

「若者と政治」をテーマに講演&トークセッションを実施

2021年1月9日、総務省主催「若者フォーラム2020」に登壇しました。

このイベントは、若者の政治的関心を高めることをテーマに毎年企画されており、今回は「本質が分かれば差がつく 意見を持てる自分になろう」というコンセプトです。

総務省は、2011年度に設置した「常時啓発事業のあり方等研究会」の最終報告で、「国や社会の問題を自分の問題として捉え、自ら考え、自ら判断し、行動していく主権者」を育てるために主権者教育の必要性に言及しています。

18歳選挙権の実現(2015年6月 改正公職選挙法成立)より前から主権者教育を提言していた総務省での初めての講演となりました。

当初は会場観覧とオンライン参加の併用を予定していましたが(写真のポスター参照)、新型コロナウイルスの感染状況を考慮しオンライン観覧のみとなりました。

200名を超える申し込みをいただき、講演とトークセッションに参加いただきました。

私が担当した基調講演は「選挙へ向けて一歩踏み出そう~体験!マイ争点~」と題して、18歳選挙権の背景・意義・課題、主権者教育の実践例(模擬投票・模擬議会・生徒会活動・義務教育)の紹介をさせていただきました。

その上で、オンライン観覧者の皆さんに参加していただく主権者教育プログラム「マイ争点」の体験コーナーを実施。

「マイ争点」は自分の関心のある政策テーマを選び、その政策テーマの「具体化・理由・問題点・解決策」を考える教材です。

選挙のたびに、「報道を見ても、争点が(多くて・少なくて)よく分からない」という声を聞きますが、それなら自分が大切にするポイント(=マイ争点)を考えてみればいいのでは?-という逆転の発想からきています。

観覧者の皆さんに関心のある政策項目を選んでいただき、続くトークセッションで集計結果を提示しました。(下グラフ参照)

トークセッションの登壇者は、コーディネーターの私の他に、ヤフー株式会社の伊藤羊一さん(オープニング講演もご担当)、一般社団法人NO YOUTH  NO JAPANの能條桃子さんタレントの井上咲楽さんの3名です。

「自分のスタンスを見つけよう」をメインテーマとして、日常生活でのスタンスの持ち方政治・選挙に関する意見のつくり方等について、パネリストの方々の経験や活動をご紹介いただきながら、様々な角度からお話しいただきました。

途中、観覧者の皆さんからの質問も取り上げることで、双方向型のトークセッションになるよう努めました。

今回の経験をもとに、引き続き主権者教育の講演や実践に取り組んでまいります。

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