統一地方選挙に向けた主権者教育!~横浜市青葉区~

青葉区では3年連続!新プログラムを開発して登壇

2018年6月29日、横浜市青葉区役所にて、明るい選挙推進協議会(事務局:青葉区選挙管理委員会)が主催する研修会に登壇しました。

明るい選挙推進協議会とは、「きれいな選挙の実現、積極的な投票参加、政治・選挙への意識の向上を目的とし、規約に基づき設置されているボランティア団体」です。

横浜市内の明るい選挙推進協議会からの登壇依頼は、戸塚区、青葉区、緑区、都筑区、栄区と増えていますが、中でも青葉区は3年連続の登壇です。

・2016年度:参院選について講演&高校生とのトークセッション

・2017年度:若者からシニアまでカバーする選挙啓発を講演

各地域の明るい選挙推進協議会は熱心に活動されていますが、特に青葉区は毎年いろいろなチャレンジをしており(例:高校生による選挙啓発うちわの制作)、ご協力させていただいています。

今回の研修会では、2019年4月に予定されている統一地方選挙を念頭に、私が開発中の主権者教育の新たなプログラムを体験していただきました。

まず、「主権者教育の多様化と実践」と題した講演で、国内外で取り組まれている様々な主権者教育の事例をご紹介しました。

その後、これまで自治体の講座で展開してきた主権者教育「マイ争点」をベースに、統一地方選挙2019を見据えた内容を初めて披露しました。

今回は横浜市での開催なので、その名も「ヨコハマイ争点(横浜市の統一地方選挙向け『マイ争点』)」!

具体的には、「横浜市 中間4か年計画2018~2021(素案)概要版」という政策項目表を参考にしながら、来年の統一地方選で自分が大切だと思う争点について考えてみるというものです。

従来の「マイ争点」プログラムとは異なり、横浜市の具体的な政策項目を参考にすることで、自分の住む街の課題や解決策をより具体的に考えられるように工夫しました。

終了後のアンケ―トでは、参加者の81%が「参考になった」と答えて下さり、

・今、青葉区で何が必要か、何が足りないかを考えさせられた。

・「38の政策」を一つ一つ見ると面白い。一つ一つが今の問題だと思った。

・マイ争点作りに感心した。全国的に普及してもらいたい。

具体的な数値、実例が豊富で、教材となる資料が入手でき、ありがたかった。

といった感想や今後に向けた意見・提案等を多くいただきました。

ちなみに、アンケートによると、参加者の皆さんが選んだ「ヨコハマイ争点」は下のグラフの通り(政策項目は3つまで選択可)。

これは青葉区で開催した研修会での結果なので、横浜市でも他の区で取り組んでみると、また違った(それぞれの地域性等が反映された)マイ争点が出てくる、と思います。

今回ご紹介した「統一地方選挙ver.マイ争点」は、全国どの自治体でもカスタマイズして取り組むことができるので、ご関心のある方は是非お声がけ下さい。

※写真やアンケート結果は青葉区選挙管理委員会から提供いただきました。

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