高校1~2年生向けに「参院選と主権者教育」講座で登壇!
2019年6月15日、愛知高等学校(愛知県名古屋市)にて、公益社団法人名古屋青年会議所主催「主権者教育講演会」が開催され、講師として登壇しました。
この講演会は、名古屋JCの「次代を担う主権者意識醸成委員会」が企画したもので、6月5日の桜花学園に次いで2校目です。
愛知高校は1876年創立の仏教系高校で、今回は「土曜講座」として開講されました。
参加者は高校1~2年生(約40名)で、「『18歳選挙権』時代の政治参加を創ろう~体験!主権者教育~」と題して講演しました。
講演では、18歳選挙権の意義と課題や主権者教育の実践例、海外の先進事例をご紹介し、私が考案した「マイ争点」も体験していただきました。
主権者教育「マイ争点」は、自分の関心のある政策テーマを選び、その政策テーマの「具体化・理由・問題点・解決策」を考えていくプログラムです。
生徒の皆さんは、自分のスマートフォンで政策の内容について調べつつ、隣の友人たちと議論しながら、熱心に講演に耳を傾けて下さいました。
終了後の質疑応答では、
・若者にとって選挙は難しく、身近に感じられないが、海外ではどのような取り組みをしているのか?
・16歳選挙権を導入した国では、実際に若者の政治参加に効果が出ているのか?
といった講演の内容を深く掘り下げる質問をして下さり、講師である私自身も嬉しく思いました。
また、生徒の皆さんが書いた感想文には、
・政治や社会は「今」を考えるだけではダメなんだなということがよく分かった。まだ16歳で投票することはできないが、政治や社会に少しずつ目を向けていこうと思った。
・愛知高校でも「土曜講座」の一環として、主権者教育(模擬議会)をすると、政治への意識が高まると思う。
・マイ争点では、自分が大切だと思う政策・理由・問題点・解決策を自ら考え、楽しく政治について学ぶことができた。
・これからの授業で政治の仕組みや中身について考える時は、身近なことから解決策について思考していきたい。
等々の前向きな言葉を多くいただきました。
名古屋JCの主権者教育事業は、6月29日(土)の名古屋国際高校が第三弾になります。
各地のJCの皆さんや学校関係者の方々で、主権者教育の事業・授業にご関心がある方は是非お声がけいただければと思います。
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