慶應大総合政策学部「現代政治論」でゲスト講義

元官房副長官・松井孝治教授の依頼で主権者教育を講演!

2023年5月8日、慶應義塾大学総合政策学部の「現代政治論」及び研究会にゲストスピーカーとしてお招きいただきました。

内閣官房副長官や参議院議員を経て、現在は慶應義塾大学総合政策学部で教鞭を執られている松井孝治教授よりご依頼いただきました。

松井先生には、私が大学院政策・メディア研究科に在籍していた頃、講義を履修したり修士論文の執筆等で大変お世話になりました。

修了後、「主権者教育の実践者としての講演を是非」という有難いオファーをいただき、2019年度に一度ゲスト講義をさせていただいたことがあります。

今回は2度目となりましたが、1限の「現代政治論」だけでなく2限の研究会(ゼミ)にも呼んで下さり、先生とのクロストーク、学生の皆さんとの質疑応答も行いました。

講義では、「主権者教育の現状と展望」として、模擬投票・マイ争点・生徒会活動・大学や専門学校での一般教養・義務教育の取り組み等、私自身が直接関わっている事例をご紹介しつつ、身近な生活から政治についてどう向き合うべきか、学生の皆さんも一緒に考えていただきました。

その後、「選挙で選ぶ側・選ばれる側」両方の視点からのアプローチが必要という思いで、松下政経塾での研修主任の経験をもとに、 政治リーダーの育成についてもお話ししました。

イギリスのシチズンシップ教育について関心があったり、卒論で主権者教育に関する研究をしようとしている学生さんもおり、私自身も大変刺激をいただきました。

18歳に比べて19歳の投票率が低調となる中、大学で主権者教育を行う機会は、東京大学・早稲田大学・中央大学・明治学院大学など徐々に広がってきています。

今回お招きいただきました慶應義塾大学の松井孝治先生に深く感謝するとともに、引き続き主権者教育の実践・研究・拡大に努めていきたいと思います。

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