統一地方選挙を振り返り「選挙啓発のアイデア」を考える
2024年1月20日、けやき会館(相模原市中央区)にて「令和5年度 相模原市明るい選挙推進協議会委員研修会」に登壇しました。
明るい選挙推進協議会は「きれいな選挙の実現、積極的な投票参加、政治・選挙への意識の向上を目的とし、規約に基づき設置されているボランティア団体」です。
これまでも各地(横浜市・川崎市・さいたま市等)の明るい選挙推進協議会にご協力しており、選挙啓発や主権者教育に関する講演をさせていただいています。
相模原市は3年連続でご依頼があり、当日は約90名の市民の方が参加していただきました。
昨年(2023年)の相模原市議会議員選挙の年代別投票率を振り返ったうえで、全国の選挙管理委員会・学校・市民・企業等が取り組む選挙啓発や主権者教育の先進事例をご紹介。
そのうえで、ご自分が相模原市で取り組みたい選挙啓発について、参加者が自由に考えて記入いただける「選挙啓発アイデアシート」に記入いただき、帰り際に提出いただきました。
会場の皆さんからは、
・海外と比べて日本の主権者教育はどんな点で遅れているのか?
・開票日の投票受付時間の変更は可能なのか?
・「子ども連れ投票」は将来的な投票率向上に繋がるのか?
令和5年度相模原市明るい選挙推進協議会委員研修会より
等のご質問を多数いただきました。
ありがたいことに、終了後のアンケート結果では「とても良かった(64.2%)」「良かった(35.8%)」を合わせ100%となりました。
主権者教育という分野は、選挙権年齢引き下げが施行された2016年をピークに、最近は話題に上ることは少なくなっています。
しかし、民主主義社会を縁の下で支える役割を担っており、学校や自治体等で日常的かつ継続的な主権者教育が求められます。
であるからこそ、ご依頼をいただく自治体の皆様には、10年以上の(国・自治体・学校等での主権者教育に関わる)現場経験を活かしてお役に立ちたいと考えています。
今後も国政・地方選挙が多く控えていることもあり、主権者教育や選挙啓発に一層尽力しますので、ご関心のある方は是非ご相談下さい。
写真・アンケート提供:相模原市行政委員会
コメントを残す