岐阜県中濃十市議会議長会の議員研修会で「主権者教育と地方議会」講演

岐阜県内10市の市議200名ほどが参加

2025年11月10日、岐阜県の中濃十市議会議長会「議員研修会」(不二羽島文化センター)に講師として登壇しました。

中濃十市は、岐阜県の中濃地域などに位置する10の市(羽島市・美濃市・美濃加茂市・各務原市・関市・可児市・山県市・瑞浪市・本巣市・郡上市)で構成されています。

持ち回りで開催市を務め、定期的に議員研修会を開催しているそうです。

今年度は羽島市で開催されるということで、「主権者教育と地方議会」について講演依頼をいただきました。

2025年2月に埼玉県上尾市議会で同様の研修を行って以来、地方議会からの主権者教育に関する講演依頼が急増しています。

主権者教育を専門に教育現場や教育行政に関わり、研究・実践を15年ほど取り組んできたことに加え、松下政経塾出身のため地方議員と関わる機会が多い経験もあって、有難いことに多くのお声掛けをいただいています。

今回は200名ほどの市議会議員の方々が参加された研修会で、「主権者教育と地方議会」と題して講演させていただきました。

18歳選挙権が初めて適用された2016年参院選から2025年参院選に至るまでの国政選挙を振り返り、18歳・19歳の投票率の推移と課題主権者教育の意義と先進的な実践例(小中高大と専門学校)、さらに投票率向上につながるアプローチなど、多角的にご紹介させていただきました。

終了後の質疑応答も、議員ならではの視点で各市でどう主権者教育を推進すべきか、多くの方が手を挙げて下さり、講師の私自身も学びと気づきを沢山いただきました

主権者教育については全国三議長会(都道府県議会・市議会・町村議会)が要請を行うなど、各議会でも研修会のテーマにする機運が高まっています。

地方議会における主権者教育のあり方については、これまでに地方自治の専門紙「自治日報」でも寄稿を通じて度々ご紹介させていただいています。

引き続き全国の議会にご協力して研修会の講師等をお引き受けしていきますので、ご関心のある議会事務局の方は是非ご相談いただければと思います。

写真提供:羽島市議会事務局

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です