平成29年度 神奈川県「学校運営の重点課題」(小中)～政治的教養を育む教育の充実～

平成29年度「重点課題」の上から3番目に盛り込まれました！

3月2日、神奈川県教育委員会は「平成29年度　学校運営の重点課題」を発表しました。

「学校運営の重点課題」とは、

県教育委員会では、「かながわ教育ビジョン」等に基づき、単年度の学校運営にかかる重点的な取組課題を整理した「学校運営の重点課題」を校種別に作成し、県立学校及び市町村教育委員会に示しています。

というもので、「幼稚園版」「小・中学校版」「県立中等教育学校版」「県立高等学校版」「県立特別支援学校版」に分かれています。

この中で、「小・中学校版」に、私が座長を務めている「小・中学校における政治的教養を育む教育」検討会議のことも盛り込まれました！

〇政治的教養を育む教育の充実

平成28年度に「小・中学校における政治的教養を育む教育検討会議」が作成した政治的教養を育む教育指導資料等を参考にし、より良い社会をつくっていくために、子どもたちの主体的な社会参画をする姿勢を養っていくことが必要です。そのためには、子どもたちが社会の諸問題に関心を持ち、課題について多面的・多角的に考え、主体的に学習する授業を展開することが重要です。

しかも、「重点課題」の「１．主体的に学び行動する力を着実に身に付ける、学び高め合う教育の充実（主に教育課程、学習指導に関する内容）」のうち、「確かな学力の確実な育成」「わかる授業の充実」と並び最初の3つに入っています。

これは、いかに神奈川県が小・中学校における「政治的教養を育む教育」を重視しているのかを表していると思います。

1年間にわたり検討会議に取り組んできた身としても、非常に嬉しく、座長としての責任感を強くしています。

いよいよ3月末には「指導資料」も発表されますので、神奈川県内の小・中学校の先生方をはじめ、ご関心のある方は是非ご注目いただければ幸いです。

【参考資料】神奈川県教育委員会　平成29年度「学校運営の重点課題」（小・中学校版）