「高校生徒会リーダー夏合宿 in 松下政経塾」開催!

福岡、兵庫、滋賀、群馬…全国から生徒会役員が参集!

2018年7月26~27日、「高校生徒会リーダー夏合宿2018 in 松下政経塾」が開催されました。

主催は、各校の生徒会活動をサポートするとともに、18歳選挙権や若者参画を機に、「新しい生徒会」の創造を目指す一般社団法人 生徒会活動支援協会

私は、当協会の理事長を務めているとともに、公益財団法人松下政経塾の卒塾生であり、現在は研修局主任として政経塾に勤めていることから、今回のプログラムを企画しました。

この合宿は昨年度初めて開催され、お蔭様で好評をいただきましたので、引き続き今年度も実施することとなりました。

イベントの目的は、

全国の高校から「学校のリーダー」である生徒会役員が一つの場所に集い、交流を深めるとともに、政治・経済・教育など各分野にリーダーを輩出してきた「松下政経塾」において、これからの学校を担う「リーダー」とはどうあるべきなのか、「リーダーとして目指すビジョン」とは何なのか、互いに切磋琢磨して探求することを目指す。

今年度は募集を開始した時から大きな反響があり、瞬く間に定員(20名)に達しました!

福岡、兵庫、滋賀、静岡、栃木、群馬、神奈川、東京などの公立・私立高校から、意欲あふれる生徒会役員の皆さんが集結!

基調講演は「18歳選挙権時代の新しい生徒会を創ろう!」と題して、私の方から、18歳選挙権の意義と課題、模擬議会や生徒会予算の分配をテーマにした主権者教育の事例紹介、海外の取り組みなどについてお話しました。

その後、グループワークとして「生徒会リーダー素志検討会」を実施し、生徒会リーダーとして目指したいビジョンやリーダーシップについて、各校の生徒会活動で抱える課題や悩みを共有し、そのソリューションについて討論。

単に自分の意見を言うだけではなく、お互いの生徒会活動への想いや志を尊重し耳を傾けながら、真摯にグループワークに取り組む高校生の皆さんの姿が印象的でした。

その他、生徒会活動支援協会が創設した「日本生徒会大賞」の2018年度大賞受賞者によるプレゼンテーションや、自校のユニークな生徒会活動についてPRしていただく機会も作りました。

2日目には、松下政経塾の金子一也塾頭による特別講演「松下幸之助に学ぶ経営理念と人材育成」を開講し、リーダーとしてあるべき姿について学ぶ場を設けました。

質疑応答も活発に行われ、経営の神様と呼ばれた松下幸之助の「物の見方や考え方」から、大いに刺激と学びを得たという高校生が多かったようです。

合宿の最後には、松下政経塾の入卒塾式が催される講堂において、「生徒会リーダー素志発表会」を行い、参加者一人一人が自分が目指す生徒会のビジョンとアプローチについて、堂々たるスピーチをして下さいました。

学校の枠を超えた生徒会活動の仲間を得、生徒会リーダーとしての決意を新たに、それぞれの学校にこの合宿での気づきを持ち帰っていきました。

2日間を通じて、私自身もあらためて「主権者教育としての生徒会活動」を模索するとともに、高校生という若い世代へのリーダー教育のあり方についても実践的に考える機会となりました。

ご参加いただいた高校生の皆さん、ご協力いただいた皆様に心から御礼を申し上げます。

※写真撮影:一般社団法人生徒会活動支援協会

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です