生徒会活動支援協会が企画する4年連続の研修
2020年9月27日(日)、「高校生徒会オンラインリーダー研修 with 松下政経塾」が開催されます。
主催は、各校の生徒会活動をサポートするとともに、18歳選挙権や若者参画を機に、「新しい生徒会」の創造を目指す一般社団法人 生徒会活動支援協会。
私は協会の理事長(共同代表)を務めているとともに、松下政経塾の卒塾生であり、現在は同塾の政経研究所主任も務めていることから、4年前から企画を担っています。
松下政経塾は1979年、パナソニック株式会社の創業者・松下幸之助が、私財70億円を投じて、神奈川県茅ケ崎市に設立した公益財団法人(松下幸之助記念志財団)です。
松下幸之助は、23歳でパナソニックを創業し、一代で世界的な電機メーカーへと成長させた「経営の神様」として知られています。
そんな彼が、日本の将来を憂い、「国家の未来を拓く長期的な展望(ビジョン)を創り、それを実践するリーダーを育てる」ことを目的にして、85歳の時に設立したのが松下政経塾です。
松下政経塾では、全国から22~38歳の志をもった若者たちが入塾し、「ビジョンを創り、リーダーになる」ため、日々切磋琢磨しています。
4年間の全寮制のもと、現地現場・自修自得・万事研修などの方針で、現代社会を取り巻く様々な課題について、塾生自らが学ぶべき研修内容を考えて取り組んでいます。
これまでの卒塾生は約280名で、野田佳彦・元内閣総理大臣、高市早苗・総務大臣、小野寺五典・元防衛大臣ら国会議員、村井嘉浩・宮城県知事、田辺信宏・静岡市長ら地方自治体の首長といった「政治・経済・教育」等の各分野にリーダーを輩出しています。
昨年度までは「高校生徒会リーダー夏合宿」ということで、松下政経塾の研修の一端を体験していただきながら、学校のリーダーである生徒会役員が一つの場所に集い、交流を深め、これからの学校を担う「リーダー」とはどうあるべきなのか、「リーダーとして目指すビジョン」とは何なのか、互いに切磋琢磨して探求することを目指してきました。
今年度は、新型コロナウイルスの状況を踏まえ、合宿形式ではなく「オンライン研修」という新たな試みでの実施となりました。
従来は定員を設けていましたが、毎年応募が殺到することから、今回はオンライン形式のため「どなたでも参加できる」ようになりました。すでに高校生の皆さんから多くの申込があります。
当日は、当協会が実施している「日本生徒会大賞2020」の受賞者によるプレゼンテーション、「withコロナにおける生徒会」を考えるディスカッション、そして、金子一也・松下政経塾塾頭の特別講演等、プログラムが盛り沢山です。
生徒会活動は、学校生活における「身近な主権者教育」としての意義があり、「18歳選挙権社会」における若者参画を創造する上でも、今後より注目されていく分野です。
当事者の高校生だけでなく、生徒会顧問の先生方や教育委員会、メディア等の方々にも是非ご関心を持っていただければと考えています。
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