10年連続!明治学院大学にて「主権者教育」を講演

今年はオンライン講演で「マイ争点」を体験!

2020年11月9日、明治学院大学法学部で開講された「公共政策論」「政治学基礎演習」に登壇しました。

明治学院大学は母校で、2010年3月に卒業以来、毎年いろいろな講義やイベントに呼んでいただいており、ついに10年連続のゲスト講演となりました。

新型コロナウイルス感染症の状況により、今年は初めてオンライン(Zoom)での講演としてお引き受けしました。

2科目合わせて18~20歳の約150名に向け「『18歳選挙権』時代の若者参画とは~体験!主権者教育~」と題して、アメリカ大統領選挙や大阪都構想の住民投票等、国内外で注目された選挙の直後ということも踏まえた講演を展開。

本日の科目はいずれも、大学時代にお世話になった西村万里子教授が担当されており、講演中には公共政策論の観点からのコメントを挟んで下さいました。

主権者教育プログラム「マイ争点」では、学生の皆さんに、どの政策項目に関心があるか挙手をしてもらいました。

多かったのは「教育」「子育て・少子化対策」「社会保障」で、実感できる政策項目への関心が高まっているようでした。

講演後には、Zoomならではの試みとして、ブレークアウトセッションを行い、講演を聞いた感想を互いに共有する時間を設けました。

その後のメインセッションでは、

・主権者教育は大切だと知っていたが、具体的にどのように実践すればいいのか分かった。

・選挙の直前になって政策を見極めるのは難しいので、普段から「マイ争点」を活用して考えたい。

・政治に関する情報がネットに溢れている中、投票の際に、必要な情報の取捨選択をどのように行えばいいのか。

・16歳選挙権の国もあるということだが、政治リテラシーの観点から、何歳まで引き下げることができるのか。

といった意見や質問が活発に出ていました。

これまでも、主権者教育は高校生だけでなく、義務教育から高等教育まで、段階的かつ継続的に取り組むことの必要性を訴えています。

明治学院大学だけではなく、東京大学慶應義塾大学等でもゲスト講師として登壇していますので、大学での主権者教育の実践にご関心のある方は是非ご相談下さい。

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