3/25日本シティズンシップ教育フォーラム登壇へ!

シティズンシップ教育の実践者・研究者・学生らが一堂に

2018年3月24日(土)~25(日)「第5回 日本シティズンシップ教育ミーティング」が立教大学(東京都豊島区)にて開催されます。

このイベントは、日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)主催するものです。

J-CEFは、小玉重夫・東京大学教育学部長を代表に、全国各地でシティズンシップ教育に関わる教員・研究者・NPO・高校生・大学生・大学院生・官僚・議員・市民によって構成されています。

年に一度、3月にJ-CEF会員を中心にした「ミーティング」が開催され、「シティズンシップ」をテーマに、様々な講演、ワークショップ、実践報告、懇親会などが企画されます。

私自身もJ-CEFの会員なので、この「ミーティング」には毎年参加しています。第3回(2016年)には、慶應義塾大学大学院での研究成果を発表させていただく機会もいただきました。

第5回となる今年は、二日目に予定されている「分科会」の一つにゲストとして登壇することになりました。

第1セッション「議会・政治家と学校をつなぐ~政治を安心して扱うには?~」として、コーディネーターを務める林大介さん(模擬選挙推進ネットワーク代表)、ともに学生時代から若者の政治参加を推進してきた原田謙介さん(NPO法人YouthCreate代表理事)と登壇します。

これまで取り組んできた主権者教育の実践、松下政経塾でのリーダー養成など、「政治と教育」に関する幅広いトークを展開させていただければと思っています。

J-CEFには来年度、さらに深く関わることになりますので、シティズンシップ教育に関心のある多くの方にお越しいただければ嬉しいです。

(以下、J-CEFのHPより転載します。尚、冒頭のワークショップの写真は「J-CEFのFacebookページ」から引用させていただきました。)

第5回 シティズンシップ教育ミーティング

■日 時:2018年3月24日(土) 13:00 ~3月25日(日) 17:00
(1日目開場12:30、2日目開場 9:00)
■場 所:立教大学 池袋キャンパス 太刀川記念館・12号館
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/

 「18歳選挙権」の実現や新科目「公共」の設置、道徳教育の教科化、地方創生の実現に向けた学校地域協働の推進や地域問題解決学習の広がりなど、シティズンシップ教育に関わる社会動向は大きな変化が見られます。こうした状況下だからこそ、様々な視点の人々と対話を通じ、「見晴らし」をよくした上で、自らの現場でどのような目的・目標を掲げて、どのような教育実践や参画推進、政策立案を行えばいいのかを考えたいものです。

 今回の全体会では、私たちを取り巻く情報環境に着目します。市民が政治に参加したり、社会活動を展開したりしていく際、その判断や意思決定には情報の入手と吟味、そして、それを踏まえた発信を行なっていくこととなりますが、「ポスト真実」の問題が指摘される現在、情報との付き合い方を誤れば、自分に都合のいい情報に囲まれて、視野の奥行きも広がりも欠いて視点が偏ってしまう可能性があります。不完全な情報に踊らされてしまうこともあるでしょう。こうした陥穽に嵌らず、想像力豊かな市民が育つにはどうすればいいのでしょうか。この問いをみなさんと一緒に解いていきたいと考えています。

 分科会では、小・中・高・大でそれぞれどのような広がりが可能なのか、また、今行われている実践を学校外の機関との協働で深めていくとどこまで到達できるのかといった「学びのデザイン」の話から、そういった学びのデザイナーとしての教師教育のあり方に至るところまで扱います。

 前回から始めた「発表証明書」を発行する形での「高校生・大学生発表セッション」は今回も継続して設けられます。普段の学習や活動を発表する機会としてご活用ください!
既に日本各地では様々なシティズンシップ教育の実践や研究、政策形成が展開されてきています。異なる観点や力点で動いている関係者が集まり、議論を交わしながら、その多様性を日本のシティズンシップ教育の発展への活力としていければと願っています。

■内容:
<1日目(3/24)>
○オープニング(13:00-13:30)○全体会(13:30-17:30)
「想像力のスイッチをどう起動させるか?
–『ポスト真実』の情報環境下におけるシティズンシップ教育を考える–」
 ・キーノートスピーカー
   下村健一さん(情報スタビライザー)
 ・コメンテーター
   小玉重夫さん(東京大学大学院教育学研究科教授)
 ・パネリスト
   岡田泰孝さん(お茶の水女子大学附属小学校教諭)
   伊藤久仁子さん(共立女子第二中学校高等学校教諭)
 ・ファシリテーター
   亀井善太郎さん(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)

○交流会(18:00-20:00)

<2日目(3/25)>

○全体会「チェックインミーティング」(1日目の議論を受けて)(09:30-09:50)
 
○自由発表セッション、授業体験会(10:00-11:30)
研究発表や実践発表、模擬授業提供を公募いたします!
ご希望の方は、
「(1)お名前、(2)ご所属、(3)発表タイトル、(4)発表種類の選択(研究発表・実践発表・模擬授業)」を明記の上、「info@jcef.jp」までご連絡ください(締切:3月8日24時)。
 
○分科会(12:30-15:15)
 
◎第1セッション「議会・政治家と学校をつなぐ~政治を安心して扱うには?~」
・ゲスト:
 西野偉彦さん(公益財団法人松下政経塾研修局主担当)
 原田謙介さん(NPO法人YouthCreate代表理事)ほか
・コーディネーター:
 林 大介さん(模擬選挙推進ネットワーク代表)
 
◎第2セッション「高校から大学への主権者教育の接続を考える」
・ゲスト:
 小玉重夫さん(東京大学大学院教育学研究科教授)
 菅間正道さん(自由の森学園)
 高大連携型主権者教育プログラム参加の大学生・高校生
・コーディネーター:
 藤枝 聡さん(立教大学調査役)
 
◎第3セッション「キャリア教育とシティズンシップ教育はどう結びついているか?」
・ゲスト:
 吉村功太郎さん(宮崎大学大学院教育学研究科教授)
 梶野光信さん(東京都教育庁地域教育支援部生涯学習課統括課長代理)ほか
・コーディネーター:
 黒崎洋介さん(神奈川県立瀬谷西高等学校教諭)
◎第4セッション「シティズンシップ教育を実践する教員に求められる資質や能力とは?」
・ゲスト:
 大畑方人さん(都立高島高等学校教諭)
 杉浦真理さん(立命館宇治高等学校教諭)
 市川享子さん(東海大学健康科学部講師)
・コーディネーター:
 水山光春さん(京都教育大学教育学部教授)
◎第5セッション「寄付活動を通じたシティズンシップ教育の実践を深める」
・ゲスト
 竹元賢治さん(インテル株式会社インダストリー事業本部教育事業開発推進担当部長)
 目黒俊史さん(杉並区立杉並和泉学園教諭)
・コーディネーター:
 唐木清志さん(筑波大学人間系教授)
○全体会「高校生・大学生発表セッション」(15:30~16:30)
 研究発表や実践発表、模擬授業提供を公募いたします!
ご希望の方は、募集要項(PDF)をご覧の上、エントリーシート(Excel)を記入し、info@jcef.jp」までお送りください。(締切:3月5日24時)(ご発表された方には「発表証明書」を発行いたします!)
 
○クロージング(16:30-17:00)
 
■対 象:J-CEF会員および本企画にご関心のある方
■定 員:100人(先着順)
■参加費:会員3,000円、非会員5,000円、学生(会員・非会員一律)1,000円、高校生以下 無料
■申 込;以下のウェブページよりお申し込みください。
https://ssl.kokucheese.com/event/entry/503244/
■主 催:日本シティズンシップ教育フォーラム (J-CEF)
■共 催:立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会デザイン研究所

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