高校2年120名が「政治を自分事にする」マイ争点を実践
2023年11月14日、高槻高等学校(大阪府高槻市)の2年生約120名を対象に、「18歳選挙権と主権者教育」をテーマにした講演会が開催され、講師として登壇しました。
同校の東京研修に協力している松下政経塾と株式会社JTBによる企画の一環で、今年4月に政経塾に入塾した44期生も聴講しました。
同校の生徒の皆さんに講演するのはコロナ禍で中断した3年間を除き計6回目となり、最も多く講演依頼をいただいている高校の一つです。
(参考)
・2016年度:春香クリスティーンさんと「18歳選挙権トークショー」登壇!
・2017年度:大阪・高槻高校理系2年生に「18歳選挙権」を講演!
・2018年度:3年連続!高槻高校2年生に主権者教育を講演&実践!
・2019年度:4年連続!高槻高校(大阪府)にて主権者教育を実践!
・2022年度:3年ぶり5回目!高槻高校(大阪)で主権者教育を講演
私からは「18歳選挙権って何だろう?~体験!主権者教育~」と題して1時間ほど講演。
18歳選挙権の背景と意義、18・19歳の投票率の推移、国内外の主権者教育の最新事例などをご紹介しました。
毎回「初めて政治や選挙について考えた」という生徒の方が多いので、できるだけ具体的な話をすることで分かりやすい講演になるよう工夫を凝らしました。
様々な学校や自治体でも好評をいただいている主権者教育プログラム「マイ争点」も実施。
高校生の皆さんは、マイ争点ワークシートに記入するにあたって、周りの友人たちと意見交換しながら真剣に取り組んでいました。
講演後の質疑応答では、
・主権者教育を展開する中で、学校の先生方の反応はどうなのか?
・投票率が10代より低い20代や30代に対してのアプローチは?
・主権者教育の授業では政治的中立性をどう担保しているのか?
2023年度高槻高校「主権者教育」講演会より
と、時間を超過するほど熱心に向き合おうとする姿勢に感激しました。
主権者教育は「18歳(高校3年生)になったらやればいいのではなく、段階的かつ継続的に取り組んでいくべき」と考えていますが、高槻高校はまさにその先進事例です。
有難いことに、最近は同校のように講演のリピート依頼が多くなってきていますので、ご関心のある学校関係者の方は是非ご相談下さい。
コメントを残す