毎日新聞に「小・中学生の主権者教育」が掲載!

取材続々!全国初の神奈川県「小・中学校」指導資料

毎日新聞朝刊(神奈川版)2017年5月31日付「小中校でも主権者教育~県教委  教諭用マニュアル配布~」という記事が掲載されました。

この記事は、神奈川県教育委員会が今年3月末に発表した「小・中学校における政治的教養を育む教育 指導資料」について紹介しているものです。

先日(5月18日)には、読売新聞朝刊(神奈川版)で指導資料について紹介されましたが、今度は毎日新聞でも大きく取り上げられました。

このブログでも度々取り上げていますが、指導資料の作成を担った検討会議の座長を務めた関係で、毎日新聞の取材にも協力しました。

今回の記事では、特に「政治的中立性の確保」についてクローズアップされており、私のコメントもその点が中心になっています。

県教委は昨年5月、「小・中学校における政治的教養を育む教育」検討会議を設置。約1年かけ指導資料を作った。同会議が最も時間を割いて議論したのが、教育基本法で定められる「政治的中立性」の確保という。

 中立性を確保するポイントとして、(1)社会の課題にさまざまな見方・考え方があることを提示する(2)多様な意見を引き出せるよう発問などに配慮する--という2点を示した。同会議で座長を務めた西野偉彦・慶応大SFC研究所上席所員は「先生が指導に萎縮しないよう、安心して教材を使ってもらうためにシンプルに表現した」と説明する。

 6月末にもモデル校4校を決めて担当教諭への指導を行い、夏以降に校長会でも意図や概要を説明する。県教委は「まずは民主主義の社会で生きていくために必要な力を養ってほしい」と話す。西野座長は「息の長い取り組みになるが、徐々に政治的な問題を意識できるようになってほしい」と期待を込めている。

記事の中では、指導資料に掲載されている「具体的な指導例」も紹介されています。

毎日新聞のウェブでも読むことができますので、神奈川県内外を問わず、ご関心をお持ちの方に是非ご覧いただければ幸いです。

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