福井新聞に「主権者教育講習会」が掲載!

福井県教育委員会からの依頼で講師として登壇

2017年5月26日、福井県福井市にある県生活学習館にて、福井県教育委員会高校教育課が企画した「主権者教育指導者講習会」が開催されました。

福井県では、公職選挙法の改正に伴い、選挙権年齢が引き下げられたことを受け、これまでに2年連続で「主権者教育指導者講習会」を開催しています。

3回目となる今年度は、社会科以外の科目の教員155名を集め、より実践的な内容を学ぶ講習会ということで、半年ほど前にご依頼をいただきました。

講習会の詳しい内容や先生方の反応は、あらためてブログでご紹介します。

ここではまず概要ということで、翌日の福井新聞朝刊3面に掲載されました。

主権者教育が選挙の制度説明中心になっていることから、実践的な内容を充実させようと県高校教育課が企画。松下政経塾の研修主担当で若者の政治参加を研究する西野偉彦さんを講師に招いた。

西野さんは生徒の政治への関心を高めるには「無理に政治的なテーマを扱う必要はない。学校生活の身近な問題から政治は考えられる」と指摘。自ら考案した「生徒会予算を部活にどう分配するか」をテーマとする手法を解説した。

指導法は、より多くの生徒が納得する答えを見つけようと考えさせるもの。分配法を①活動実績②部員の数③一律同額の中から選び、模擬投票やグループ討論などを通して他人の考え方を理解したり、自分の意見を深めたりする。

「部活動の予算を国の予算になぞらえて、限られた財源をどう分配するのか考えることは政治そのもの」と話した。

記事の大半を、私の講習内容や先生方に伝えたかったことに割いて下さり、丁寧かつ的確に紹介していただきました。

福井県では、12月に開催される高校生を対象とする主権者教育講習会にも登壇します

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