「1票を投じても何も変わらない」と思う若者たちへ
2019年7月8日付の東京新聞朝刊(社会面)に、「10代の投票率、今度は上げよう 18歳選挙権3年」という記事が掲載されました。
3年前(2016年)の参院選で、国政選挙として初めて適用された18歳選挙権ですが、2年前(2017年)の衆院選では10代の投票率が下がっており、今回の参院選で若者たちはどのように選挙と向き合っていくのかが問われています。
この記事では、若者の政治参加に取り組む学生団体が取り上げられつつ、主権者教育の専門家の一人として私のコメントが紹介されています。
慶応大SFC研究所の西野偉彦(たけひこ)上席所員(主権者教育)は若い有権者にこうアドバイスする。「一回の投票で政治が変わったと感じなくても、ずっと政治に関心を持ち続けてほしい。一つの法案が成立するのに何年もかかることがある。変化には時間が必要なのだから」
実際に取材に答えた際の内容が簡潔に掲載されていますが、まさに「自分が投票しても政治は変わらないのではないか」と躊躇っている有権者の皆さんにお伝えしたいことです。
記事全体は東京新聞のウェブサイトからも読めますので是非ご覧下さい。
参院選を巡る投票率や主権者教育について、取材依頼が相次いでいますので、掲載され次第ご紹介していきたいと思います。
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