福岡、静岡、茨城…各地から生徒会リーダーが集結!
2023年8月19日~20日の1泊2日で、「高校生徒会リーダー夏合宿2023 in 松下政経塾」が開催されました。
主催は、各校の生徒会活動をサポートするとともに、18歳選挙権や若者参画を機に、「新しい生徒会」の創造を目指す一般社団法人 生徒会活動支援協会。
私は協会の理事長を務めているとともに、松下政経塾の卒塾生であり、現在は同塾の政経研究所研究プロデューサーも務めていることから、6年前から企画を担っています。
松下政経塾は1979年、パナソニック(旧・松下電器産業)の創業者・松下幸之助が、私財70億円を投じて、神奈川県茅ケ崎市に設立した公益財団法人です。
松下幸之助は、23歳でパナソニックを創業し、一代で世界的な電機メーカーへと成長させた「経営の神様」として知られています。
そんな松下幸之助が、日本の将来を憂い、「国家の未来を開く長期的な展望(ビジョン)を創り、それを実践するリーダーを育てる」ことを目的にして、85歳の時に設立したのが松下政経塾です。
松下政経塾では、22~35歳の志をもった若者たちが入塾し、「ビジョンを創り、それを実現するリーダーになる」ため、日々切磋琢磨しています。
最大4年間の全寮制のもと、現地現場・自修自得・万事研修などの方針で、「ビジョン」を構想し、現代社会を取り巻く様々な課題について、塾生自らが学ぶべき研修内容を考えて取り組んでいます。
この生徒会リーダー夏合宿の目的は、
全国の高校から「学校のリーダー」である生徒会役員が一つの場所に集い、交流を深めるとともに、政治・経済・教育など各分野にリーダーを輩出してきた「松下政経塾」において、これからの学校を担う「リーダー」とはどうあるべきなのか、「リーダーとして目指すビジョン」とは何なのか、互いに切磋琢磨して探究することを目指す。
生徒会活動支援協会ウェブサイトより
というもので、生徒会活動支援協会が主催し、この松下政経塾の協力のもと、全国各地から学校のリーダーである「高校生徒会役員」を公募して企画実施しています。
当協会では2017年度から毎年開催していましたが、2020~2022年度はコロナ禍によりオンライン開催となったので、今回は4年ぶりにリアル開催することができました。
福岡、静岡、茨城、千葉、東京等から、公立・私立にかかわらず、生徒会役員および経験者の高校生たちが約20名参加!
合宿の冒頭では、協会の理事長であり、松下政経塾にも携わっている私からは、「生徒会のチェンジリーダーになろう~松下政経塾の人材育成から~」と題した講演をしました。
高校生の皆さんは本当に熱心かつ主体的に講演やワークショップに取り組んで下さり、主催者としても生徒会活動を支援する取り組みが意義深いことをあらためて学びました。
夏合宿の詳しい内容については、主催の生徒会活動支援協会のレポートをご覧下さい。
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