経済同友会・玉塚元一氏と”若者の政治参画”について意見交換

「若者の政治参画」をテーマに意見交換を実施

2020年7月31日、日本工業倶楽部会館(東京都千代田区)にて、経済同友会政治改革委員会の玉塚元一委員長と「若者の政治参画と主権者教育の現状」をテーマに意見交換しました。

玉塚氏は、ファーストリテイリングやローソンの社長を歴任され、現在は株式会社デジタルハーツホールディングス取締役社長CEOを務められている、日本を代表する経営者です。

経済同友会での活動としては、2018年にデジタル政府・行革PT委員長としてマイナンバー制度に関する政策提言をされ、2020年度は政治改革委員会の共同委員長として「若者の政治参画や主権者教育」等の分野を中心に担当されています。

今回は、経済同友会事務局からの依頼を受け、日本における若者の政治参画や主権者教育の状況について概観するお話をさせていただきました。

今回お話させていただいたトピックは、

18歳選挙権の背景や意義、選挙における10代の投票率の推移、若い世代の投票志向や棄権理由、若者の政治参画・主権者教育の「Positioning Map」、主権者教育の事例(模擬投票・模擬議会・マイ争点・生徒会活動・大学での取り組み・神奈川県教委の実践)、海外の主権者教育の紹介、若者の政治参画と主権者教育の課題

ということで、約40分の説明の後、玉塚氏と意見交換をさせていただき、インターネット技術を活用した政治参画の可能性、若い世代の社会課題に対する考え方をはじめ、ご質問も多くいただきました。

高校生や大学生向けの授業や自治体が主催する一般公開の講演とは一味違い、日本経済を牽引する経営者ならではのスピード感と緊張感が印象的な機会となりました。

今後も、経済同友会のみならず、様々な組織・団体にご協力することで、若者の政治参画や主権者教育の新たな方向性を模索していきます。

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