札幌市内の高校生が参加する研修事業に協力
2024年6月30日、札幌青年会議所が主催する「NEXT GENERATION ACADEMY」が開催され、講師としてオンライン講演を行いました。
（一社）札幌青年会議所は全国各地にある青年会議所（JC）の一つです。
1951年戦後の傷がいえない地域の復興を願い、明日の札幌のために自分たちの手で出来ることを行おうと高い志を持った27名の青年たちが集い、全国で18番目の青年会議所として誕生致しました。創設以来70年余にわたり札幌の｢まちづくり｣や｢ひとづくり｣に関わる様々な事業を展開しています。
引用：一般社団法人札幌青年会議所ウェブサイト
私はこれまで15年近く国や自治体の主権者教育の立案・実践に携わってきましたが、民間で主権者教育の推進に熱心な団体の一つがこのJCです。
過去、東京JC（2008年・2009年・2013年）、多治見JC（2017年）、豊橋JC（2018年）、日本JC（2018年）、名古屋JC（2019年）、新城JC（2021年）と、毎年のようにご協力しています。
2024年度は札幌JCの未来人財育成委員会のご依頼を受け、半年以上にわたって企画から講演までご協力してきました。
後援に北海道教育委員会と札幌市教育委員会が付いています。
今回の事業のキーワードは「主権者教育×リーダーシップ」。
高校生が主権者として政治参加する意識を育むだけではなく、これからの札幌を担うまちづくりのリーダーとしての実践力も養成しようとする意欲的な事業になっています。
市内の高校生有志が約30名参加し、全3回のプログラムの第1回として「18歳選挙権とリーダーシップ～10代のチカラが社会を動かす～」と題して、30分のオンライン講演を行いました。
その後は札幌市内の様々な課題を高校生たちがグループに分かれて討議するコーナーも。札幌JCのメンバーの方々がコーディネーターを務めています。
JCの主権者教育事業は、単発の取り組みもありますが、このように連続した事業を展開する地域も多く、「故郷のために良いプログラムを作り込もう」という意欲が伝わるので、講師としてもやりがいを感じています。
全国のJCで主権者教育を実施しようとされている方は是非ご相談ください。
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