神奈川県立相模田名高校の教員向けに「シチズンシップ教育」を講演!

県の教育課程研究開発校から2年連続で講演依頼

2025年1月24日、神奈川県立相模田名高等学校(相模原市)の「シチズンシップ教育講演会(教員向け)」が開催され、講師として登壇しました。

神奈川県は、18歳選挙権の実現前の2011年度から、県立高等学校及び中等教育学校でシチズンシップ教育を導入してきました。

神奈川県教育委員会ではシチズンシップ教育を以下のように定義しています。

「これからの社会を担う自立した社会人を育成するために、学校から社会への円滑な接続を意識しながら、豊かな人間性や社会性をはぐくむため、さまざまな参加型・体験型の学習活動を重視して取り組むことで、生徒一人ひとりに、実社会で役立つ豊富な知識と経験をしっかりと身に付けること」

神奈川県教育委員会「シチズンシップ教育」指導用参考資料より

この指導用参考資料の改訂にあたり、2020年3月まで約2年間にわたり、県教育委員会高校教育課の「シチズンシップ教育推進プロジェクト」の座長を務めました。

県立相模田名高等学校では、2022年度からシチズンシップ教育「教育課程研究開発校」に指定され、多様な角度からシチズンシップ教育を推進されています。

2023年度に生徒向けのシチズンシップ教育の講演会をお引き受けしたご縁で、2024年度は先生方向けの研修会として講師の依頼をいただきました。

神奈川県におけるシチズンシップ教育の概要と意義、その中核に位置付けられている「主権者教育」にスポットを当て、様々なデータや国内外の事例をもとに、シチズンシップ教育の「相模田名モデル」を構築する必要性をお話ししました。

今回はリモート登壇となりましたが、三重県教育委員会の教員向け講習会(会場登壇)を含め、2024年度は教員向けに「主権者教育」(シチズンシップ教育)の講演も複数受けた一年でした。

もちろん、ゲストとして児童・生徒に講義をすることも大切ですが、日常的かつ継続的に実施されるのは現場の先生方ですので、教員向けの研修会・講演会も重要であると考えています。

今後も、引き続き全国の教育委員会や学校にご協力して、「主権者教育」「シチズンシップ教育」の充実に尽力していきますので、ご関心のある方は是非ご相談ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です