埼玉県では選挙5回!若者向け選挙啓発とは?
2019年11月19日、埼玉県市町村選挙管理委員会連合会・埼葛支会の研修会にお招きいただき、講師として登壇しました。
埼葛支会は、三郷市・八潮市・越谷市・吉川市・松伏町・春日部市・蓮田市・杉戸町・宮代町・久喜市・幸手市・白岡市から構成されており、50名以上の選挙管理委員が参加していました。
2019年は統一地方選と参院選が実施された「選挙イヤー」でしたが、埼玉県は全国で最も選挙数の多い自治体の一つとなりました。
埼玉県議選、各市町議会選、参院選、埼玉県知事選、参院補選と、最大5回の選挙を実施した地域もありました。
18歳・19歳を始めとする若い世代の政治参加が課題となっていることから、今後の選挙啓発のあり方を考えるための講演を行いました。
「『18歳選挙権』時代の選挙啓発とは~体験!主権者教育~」と題して、世代ごとに着目するポイントを変える選挙啓発、主権者教育の様々な実践、海外の取り組み等、幅広くお話しました。
途中、他の自治体で好評を博している「マイ争点」も実施しました。
主権者教育「マイ争点」は、自分の関心のある政策テーマを選び、その政策テーマの「具体化・理由・問題点・解決策」を考えていくプログラムです。
初めて主権者教育に触れた方も多かったようですが、皆さん熱心に「マイ争点ワークシート」に取り組んで下さいました。
終了後には、
・駅に期日前投票所を設置する等の提案は各地の選挙管理委員会でも出来るのか?
・投票率が低いことに関連して、義務投票制にした場合の課題は何か?
など、講演の内容に則した具体的な質問を多くいただきました。
今回の講演のように選挙管理委員向けの研修会は各地で実施されています。
地域の選挙結果を踏まえつつ主権者教育も体験する講演は、是非とも多くの選挙管理委員会で取り組んでいただければと考えていますので、ご関心ある方はご相談下さい。
※写真は、会場の白岡市選挙管理委員会から提供いただきました。
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