高校3年生390名が「マイ争点」を通じて主権者教育に挑戦!
2019年6月6日、桜花学園高等学校(愛知県名古屋市)にて、公益社団法人名古屋青年会議所主催「主権者教育講演会」が開催され、講師として登壇しました。
この講演会は、名古屋JCに設置されている「次代を担う主権者意識醸成委員会」が企画したもので、約半年かけて準備にご協力してきました。
青年会議所(JC)は、
1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年有志による東京青年商工会議所(商工会議所法制定にともない青年会議所と改名)設立から、日本の青年会議所(JC)運動は始まりました。(中略)現在、日本全国に青年会議所があり、「修練」「奉仕」「友情」の三つの信条のもと、より良い社会づくりをめざし、ボランティアや行政改革等の社会的課題に積極的に取り組んでいます(HPより)。
という国際的・全国的な民間団体です。
JCとの関わりは、大学生の時に、都内の大学で初めて公開討論会を企画運営した「港区長選挙公開討論会」(明治学院大学法学部・東京JC 共催)で実行委員長を務めたことが契機です。
近年は主権者教育の取り組みも盛んで、多治見JC(2017年)や豊橋JC(2018年)、日本JC(2018年)など、全国各地からご依頼をいただいています。
今回は、名古屋JCが市内の複数の高校で連続して行う主権者教育講演会の第一弾で、1923年に創立された桜花学園高校を訪問しました。
参加者は高校3年生全員(約390名)で、「『18歳選挙権』時代の政治参加を創ろう~体験!主権者教育~」と題して講演しました。
講演では、18歳選挙権の意義と課題や主権者教育の実践例、海外の先進事例をご紹介し、私が考案した「マイ争点」も体験していただきました。
主権者教育「マイ争点」は、自分の関心のある政策テーマを選び、その政策テーマの「具体化・理由・問題点・解決策」を考えていくプログラムです。
生徒の皆さんは、熱心にワークシートに記入しつつ、周りの友達と意見交換をしたり、「自分の関心のある争点」について積極的に手を挙げて紹介していただきました。
今年の夏には参議院選挙を控えており、今回のような学校現場における主権者教育の取り組みが一層重要になります。
各地のJCの皆さんや学校関係者の方々で、主権者教育の事業・授業にご関心がある方は是非お声がけいただければと思います。
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