日本青年会議所(JC)で主権者教育を講演&実践!

2018年度「次世代教育確立委員会」の講師として登壇!

2018年9月16日(日)、公益社団法人日本青年会議所「次世代教育委員会」にお招きいただき、9月度全体会の場で講演を行いました。

青年会議所(JC)は、

1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年有志による東京青年商工会議所(商工会議所法制定にともない青年会議所と改名)設立から、日本の青年会議所(JC)運動は始まりました。(中略)現在、日本全国に青年会議所があり、「修練」「奉仕」「友情」の三つの信条のもと、より良い社会づくりをめざし、ボランティアや行政改革等の社会的課題に積極的に取り組んでいます(HPより)。

JCとのご縁は、大学生の時に、都内の大学で初めて公開討論会を企画運営した「港区長選挙公開討論会」(明治学院大学法学部・東京JC 共催)で実行委員長を務めたことが契機です。

近年は、主権者教育に取り組んでいる中多治見JC(2017年)豊橋JC(2018年)など、全国各地のJCからの依頼をいただいています。

今回は、日本JCが設置した「次世代教育確立委員会」の声掛けで、「主権者教育(シチズンシップ教育)の現状と展望~国内外の実践例を通じて~」という講演をさせていただきました。

この委員会には、福井県・岐阜県・千葉県・東京都など各地のJCからメンバーが集っており、一年かけて様々な教育課題について勉強会や現場視察をしてきたそうです。

講演の中では、18歳選挙権の意義と課題主権者教育の実践例(模擬議会・身近な学校生活から政治を考える・神奈川県の小中学校での施策)をご紹介し、海外の先進的な取り組みにも触れつつ、私が考案した「マイ争点」も体験していただきました。

主権者教育「マイ争点」は、自分の関心のある政策テーマを選び、その政策テーマの「具体化・理由・問題点・解決策」を考えていくプログラムです。

これまで、高校生や大学生、シニア世代を対象に実施することはありましたが、子育て世代で働き盛りの30代に向けて「マイ争点」を行うのは初めての試みとなりました。

会場では、熱心にワークシートに記入いただきながら、スマートフォンで政策について調べたり、隣の方と積極的に意見交換をして下さったのが印象的でした。

終了後の質疑応答では、「学校の外にいるNPOや専門家が作った主権者教育プログラムを継続的に校内で実施していくための課題とは?」、「どの学力の生徒も取り組むことができる主権者教育の内容とは?」等、具体的かつ実践的な問いかけを多くいただきました。

今後も、日本JCをはじめ全国のJCの皆さんにご協力しますので、主権者教育・18歳選挙権・若者参画等をテーマに事業を計画・実施する際は是非ご相談下さい。

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