3年連続!高槻高校2年生に主権者教育を講演&実践!

高校2年生120名が「マイ争点」プログラムに挑戦!

2018年11月14日、高槻高等学校(大阪府高槻市)の2年生120名を対象に、「18歳選挙権」をテーマにした講演会が開催され、講師として登壇しました。

同校の東京研修に協力している(公財)松下政経塾と株式会社JTBが連携した企画です。

講師を務めるのは3年連続で、最も多く依頼をいただいている高校の一つです。

(参考)
・2016年度:春香クリスティーンさんと「18歳選挙権トークショー」登壇!
・2017年度:大阪・高槻高校理系2年生に「18歳選挙権」を講演!

今回は「18歳選挙権って何だろう?~体験!主権者教育~」と題して1時間ほど講演。

18歳選挙権の背景と意義、16年参院選と17年衆院選における18・19歳の投票率、主権者教育の実践、海外の事例など、写真やグラフを多用して、初めて18歳選挙権について学ぶ高校生にも分かりやすい講演になるよう工夫を凝らしました。

さらに、今回は、全国の高校や自治体等で好評をいただいている主権者教育プログラム「マイ争点」を途中で挟むことで、主権者教育を体験する試みも実施。

主権者教育「マイ争点」は、自分の関心のある政策テーマを選び、その政策テーマの「具体化・理由・問題点・解決策」を考えていくプログラムです。

夜の講演会であったにもかかわらず、高校生の皆さんは真剣に「マイ争点ワークシート」に自分の考えを記入したり、スマートフォンで政策について調べながら、周りの友人たちと活発に意見交換をする姿が見受けられました。

講演後の質疑応答では、

・(講師の西野は)いつから若者の政治参加に関心を持ったのか?

・投票を義務化した場合の弊害は何か?

・16歳選挙権も世界では見られるが、何歳まで引き下げるのが適正なのか?

など、時間がなくなるほど多くの質問をいただいたばかりか閉会後も質問したいという高校生が列をなすなど、非常にやりがいのある講演でした。

主権者教育は「18歳(高校3年生)になったらやればいいのではなく、段階的かつ継続的に取り組んでいくべき」だと考えていますが、まさに高槻高校はその先進事例です。

2019年は統一地方選挙・参議院選挙が控えており、こうした取り組みは他の高校にも広がってほしいと思いますし、私も是非ご協力していきたいと思います。

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