「ロボット☓主権者教育」プログラミングの大会に協力!

Pepperで社会課題解決を目指す子どもたちの全国大会

2021年3月14日、ソフトバンクロボティクス株式会社による人型ロボット「Pepper」を活用したプログラミングコンテストSTREAMチャレンジ2021全国大会」がオンラインにて開催されました。

STREAMチャレンジとは、

「Society 5.0」で実現されようとしているロボットと共生する社会に向けて、自ら発見した社会課題を、Pepperを活用したクリエイティブな発想で解決することを目指すプログラミングコンテストで(中略)「STREAM」とはSTEAM教育に、Robotics(ロボット工学)、Reality(現実性)、Reviewing(評価)の観点を入れ、頭文字のRを加えたものです。(ソフトバンクロボティクスHP参照

というイベントです。

全国から多数の作品のエントリーがあり、大会当日では300名以上が観覧する中、選ばれたファイナリスト8チーム(下表参照)による発表が行われました。

今年は、課題解決に取り組むファイナリストの作品を紹介するだけでなく、それぞれの課題の領域で活躍する有識者より作品に対するフィードバックも行われるという新たな試みが行われました。

主催者からの依頼を受け、高校唯一のファイナリストの浜松聖星高等学校「Team Infomental」の作品「政治、社会問題を教えて!Pepper先生!」について、「若者の政治参加・主権者教育」分野の有識者としてフィードバックを担当させていただきました。

率直に驚いたのは、自分たち若い世代の政治的な関心を高めるために、高校生自身がプログラミングを行い、そのPepperを活用した主権者教育を校内で実施という斬新なアプローチです。

生徒会を含めた生徒の皆さん、担当教諭や理事長・学校長等の教職員が一体となり挑戦されたそうで、主権者教育に対する学校の姿勢も素晴らしいと思います。

長年にわたり主権者教育の研究・実践に取り組んできましたが、浜松聖星高等学校のようにロボットを活用した主権者教育に挑んだ学校は他に例がなく、その意欲と着想が他校のモデルになると感銘を受けました。

私からは次のようなフィードバックを行わせていただきました。

浜松聖星高等学校は「STREAMチャレンジ全国大会2021」で特別賞(吉本興業株式会社協賛)を受賞されましたが、是非ともロボットを活用した主権者教育を継続いただきたいと思いますし、フィードバックがお役に立てればと願っています。

その他のファイナリストの発表も素晴らしいので、ぜひアーカイブ動画をご覧下さい。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です