初めての著書は「生徒会活動×若者参画」がテーマ
2025年3月11日、『「新しい生徒会」の教科書~学校を変え、社会を変えるためのヒント~』(旬報社)が刊行されることになりました。
本書は私にとって初めての著書で、中学校・高等学校の生徒会活動がテーマです。
2015年から関わっている「一般社団法人生徒会活動支援協会」の様々な取り組みを通じて、これからの「新しい生徒会」を社会に発信しています。
10年取り組んでいる当協会の副理事長として、現職(第一生命経済研究所の主任研究員)としても、共著者の一人に名を連ねさせていただきました。
本書は、当協会が目指している「新しい生徒会」をテーマに、生徒会活動の歴史から現状、「こども・若者参画社会」を見据えた未来まで、幅広く論じた書籍です。
当協会主催の「日本生徒会大賞」を受賞した全国の中学・高校の優良事例、様々な実態調査のデータ、学校を超えた地域生徒会、校則の見直し、海外各国の先進事例など、多面的かつ本格的に取り上げています。
【本書の内容(目次)】
第一部 | 生徒会って何だ? |
---|---|
第二部 | 日本全国の優良事例から学ぶ「生徒会」を変えるヒント |
第三部 | 世界における「生徒会」の先進事例 |
第四部 | 生徒会を取り巻く時代の変化 |
第五部 | これからの時代に求められる「新しい生徒会」とは |
出版にあたっては、当協会の顧問を長年務めていただき、東京大学教育学部長を歴任された小玉重夫先生(現・東京大学名誉教授、白梅学園大学学長)に推薦の言葉をいただきました。
生徒会活動は近年求められる主権者教育・シティズンシップ教育をさらに進め、意見表明権を保障した子ども・若者参画社会を実現するために中心的役割を担います。
『「新しい生徒会」の教科書~学校を変え、社会を変えるためのヒント~』(旬報社)より
本書は、こうした観点から生徒会の歴史や現状、全国の優れた実践、海外の取り組みなどをまとめたもので、これからの生徒会を考えるうえでの必読書です。
現場で生徒会活動に取り組む中高生や生徒会顧問を務める先生方のほか、生徒会活動・シティズンシップ教育などに関心のあるすべての人におすすめします。
かつて、私も公立の中学・高校で生徒会長を務めた経験があり、生徒会活動は主権者教育や若者参画につながる原点であるとともに、よりスポットが当たるべき特別活動と考えています。
生徒会活動の経験がある方、今まさに取り組んでいる中学生・高校生の皆さん、学校や教育委員会の先生方、保護者の方、そして教育に関心がある全ての方にお読みいただけますと幸いです。
▼ Amazonで予約受付中
「新しい生徒会」の教科書――学校を変え、社会を変えるためのヒント | 高橋亮平, 西野偉彦, 猪股大輝, 一般社団法人生徒会活動支援協会 |本 | 通販 | Amazon
コメントを残す