横浜市で9区目!港南区「主権者教育×選挙啓発」講座に登壇

昨年度の港北区に続き市民向け選挙啓発講座の依頼

2024年6月26日、横浜市港南区役所にて、港南区の明るい選挙推進協議会と選挙管理委員会による「明るい選挙推進委員・推進員研修会」に登壇しました。

明るい選挙推進協議会は「きれいな選挙の実現、積極的な投票参加、政治・選挙への意識の向上を目的とし、規約に基づき設置されているボランティア団体」です。

横浜市の選挙管理委員会からの登壇依頼は、戸塚区(2016年5月)・青葉区(2016年11月、2017年5月、2018年6月)・緑区(2017年6月)・都筑区(2018年6月)・栄区(2018年6月)・西区(2019年10月)・金沢区(2020年2月)・港北区(2023年11月)で、港南区で9区目となりました。

当日は20名超の区民の方々が来場され、横浜市の他区の選挙管理委員会担当者の皆さんも聴講する中、これからの選挙啓発のあり方についてご一緒に考えていただく研修会となりました。

港南区は、横浜市内でも昨年4月の統一地方選挙の投票率が高い地域ということもあり、参加者の皆さんも熱心に耳を傾けていただきました。

演題は「地域において投票率をどう向上するか~先進的な事例を参考に~」。

昨年4月の横浜市議選の投票率を振り返った後、横浜市での投票率向上を考えるためのポイントを提示させていただき、それぞれに応じた全国各地の選挙啓発の事例をご紹介。

その事例の一つとして、私が監修を務めた東京都選挙管理委員会のオンライン選挙啓発サイト「MY争点オンライン」も詳しくお話しさせていただきました。

もちろん、「子どもの頃からの選挙啓発」という文脈で主権者教育の実施状況もお話しし、選挙時のみならず日常的に啓発を行う「常時啓発」の大切さを訴えました。

最後には、昨年度の各地の選挙啓発講座(横浜市・さいたま市・相模原市等)から新しく企画・導入した「選挙啓発アイデアシート」を参加者の皆さんに書いていただきました。

このアイデアシートは、講座を受けていただいた後に、「それでは自分の地域はどうやって投票率を向上すればいいか」というテーマについて、自由な発想で考えていただく取り組みです。

まずは「予算やマンパワーの問題があるから無理そう…」と思わずに、地域の住民の皆さんだからこそ考えられる選挙啓発のアイデアを豊富に書いていただき、その上で実現に向けた課題を整理してみるようにしています。

この「選挙啓発アイデアシート」は、地域全体で投票率を上げていくことを目指して皆さんのアイデア(知恵)を集めて共有いただき今後の選挙啓発の参考にしていただいています。

実際、参加者の皆さんは熱心にアイデアシートに記入いただき提出されていました。

終了後の会場アンケートでは、研修会に参加して「とてもよかった(73%)」「よかった(23%)」が100%となり、

・全国での啓発活動の事例がわかって港南区での活動にも活かせると感じました。
・子どもたちへの教育の重要さ、アイデアを出し合うことの大切さがわかりました。
・西野先生のお話が具体的に話していただいてよく内容がわかりました。
・業務では若年層に向けた選挙啓発に重点を置いていますが、30代以上へ向けた事例が大変参考になりました。(市選管職員)

「令和6年度横浜市港南区明るい選挙推進委員・推進員研修会」事後アンケートより

等の感想を多くいただきました。

今後も横浜市を含め、様々な自治体や学校等で選挙啓発・主権者教育等に関する講演をお引き受けしていきますし、「選挙啓発アイデアシート」は是非さまざまな自治体で取り組みたいと考えています。

写真・アンケート結果提供:横浜市港南区選挙管理委員会

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