東京都選管と品川区選管の講座で「マイ争点」実施!
2019年1月30日、品川区役所講堂にて、品川区選挙管理委員会と東京都選挙管理委員会が共催する公開講座(しいの木講座)が開催され、講師として登壇しました。
この講座は毎年1回開催されており、これまではテレビ局の解説委員やコメンテータの方々が招かれていたそうですが、今回は4月の統一地方選挙を前に「より実践的な内容を」ということでご依頼をいただきました。
当日は品川区民を中心に約100名が来場され、「統一地方選への向き合い方~主権者教育の体験を通じて~」というタイトルで、約1時間半にわたり講演をさせていただきました。
これまで、同様の講座としては、主に横浜市やさいたま市の各区で登壇してきましたが、今回は東京都内の自治体で初めての依頼となりました。
講演内容は、投票率が低い背景を世代ごとに分析した後、それぞれの世代に合った選挙啓発の対策をご提案し、18歳選挙権の意義や課題を整理し、座長を務めている神奈川県教育委員会など、各地の主権者教育の先進事例をご紹介しました。
途中、各自治体で好評をいただいている、私が考案した主権者教育「マイ争点」を取り上げ、地域の重点施策にスポットを当てた「しながわマイ争点」を実施しました。
会場アンケートによると「大変良かった」「良かった」が94.8%に上り、
・講演内容がわかりやすく、中身も充実していた。
・選挙に対する考え方が変わった。義務感で投票に行っていたが、公約を読んで考えて投票しようと思う。
・主権者教育について大変勉強になった。講演で拝聴した内容をもとに、次の行動に生かしていきたい。
といった有り難いお声をたくさんいただきました。
終了後の質疑応答も活発に行われ、
・品川区でも模擬投票を行っているが、神奈川県の先進的な事例を教えてほしい。
・10代よりも20代の投票率が低いという問題をどう解決すればいいか?
・若者はネットから選挙の情報を集めようとするが、情報リテラシーは十分か?
など、統一地方選に向けた関心の高さを感じました。
他の自治体からも同様の依頼を数多くいただいており、2019年も選挙に向けた主権者教育は全国に広げていきたいと考えています。
※写真:品川区HPより引用
※会場アンケート結果:品川区選挙管理委員会より提供
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