相模原市にて「衆院選への選挙啓発と主権者教育」講演!

横浜・川崎に次ぎ、神奈川県の政令市で市民向け講座に登壇

2021年7月10日、相模原市民会館にて「令和3年度 相模原市明るい選挙推進協議会委員研修会」(事務局:相模原市選挙管理委員会)に登壇しました。

明るい選挙推進協議会は「きれいな選挙の実現、積極的な投票参加、政治・選挙への意識の向上を目的とし、規約に基づき設置されているボランティア団体」です。

神奈川県での同様の講座・セミナーとしては、横浜市(7区)・川崎市・藤沢市に続いて4市目で、これで県内の政令市では全て登壇することになりました。

昨年度は新型コロナウイルス感染症のため、選挙啓発に関する講演が軒並み延期・中止になっていたので、今回の相模原市のような集合型の講座は実に1年半ぶりとなりました。

当日はコロナ対策を万全に行い、登壇する私自身は演台の前にアクリル板を設置していただき、講演の時だけマスクを外すかたちと致しました。

明るい選挙推進協議会の委員の方々が来場され、選挙啓発や主権者教育、若年層の政治参加のあり方等について、ご一緒に考えていただく研修会となりました。

演題は他の自治体と同様に「『18歳選挙権』時代の選挙啓発とは~体験!主権者教育~」。

直近の相模原市議選と衆・参議院選挙の投票率を分析した後、特に国政選挙では世代ごとに選挙啓発を工夫すること、18歳選挙権の背景・意義・課題、国内外の主権者教育の最新の実践例等をご紹介しました。

講演の途中には、自治体や学校等で好評をいただいている主権者教育プログラム「マイ争点」も実施。

来るべき衆院選2021を題材に、自分が大切に思う政策テーマを選んで具体化するワークに取り組んでいただきました。

会場の皆さんからは、

・主権者教育の副教材を自分の子どもも持っているが内容が難しいと思う。もっと分かりするには?

・地区の明るい選挙推進協議会でも活動をしているが若年層が少ない。どうすれば巻き込めるのか?

・学校での主権者教育では市教育委員会が主体となるが、市民として出来ることはないか?

等のご質問を多数いただきました。

終了後のアンケート結果では「とても良かった」と「良かった」が合わせて96.6%に上りました。

帰りの際にも参加者の方々からお声掛けいただいただきましたが、相模原市選挙管理委員会の担当者の方によると、実は昨年度から登壇依頼を検討していたそうで、有難く感謝の気持ちでいっぱいになりました。

主権者教育という分野は、選挙権年齢引き下げが施行された2016年をピークに、最近は選挙の際も話題になることは徐々に少なくなっています。

しかし、民主主義社会を縁の下で支える役割を担っており、学校や自治体等で日常的かつ継続的な主権者教育が求められます。

であるからこそ、今回の相模原市の担当者の方のようにご依頼をいただく皆さんには、10年以上の(国・自治体・学校等での主権者教育に関わる)現場経験を活かしてお役に立ちたいと考えています。

今後も衆院選や横浜市長選をはじめ、国政・地方選挙が多く控えていることもあり、主権者教育や選挙啓発に一層尽力しますので、ご関心のある方は是非ご相談下さい。

※アンケート結果・写真提供:相模原市選挙管理委員会事務局

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