被選挙権年齢引き下げを見据え「マイ争点+マイ政党」に挑戦
2025年3月29日、高校生向けの総合型選抜講座「18歳選挙権と主権者教育」が東京都で開催され、講師として登壇しました。
この講座は、リザプロ株式会社と一般社団法人未来政経研究所が共催したものです。
もともと私が松下政経塾に勤めていた頃から連携していた一般社団法人未来政経研究所の島田光喜代表からご依頼をいただいたことがきっかけです。
総合型選抜や英検学習など高校生向けの様々な取り組みで実績があるリザプロ株式会社とは、島田代表のご紹介でご縁を得ました。
当日は、社会課題に関心のある高校生の皆さんが全国から参加されました。
事前に主権者教育に関する課題に取り組んだうえで、島田代表によるオンライン講座を受講されていましたので、冒頭から非常に意欲高いメンバーでした。
私からのミニ講演「18歳選挙権と主権者教育」をお話しさせていただきました。
18歳選挙権の意義や背景、被選挙権年齢引き下げの現状と課題、主権者教育の展開事例などについて触れた後、自分の関心にもとづく政策を深堀りする「マイ争点」の体験コーナーを。
通常の高校生向けの講演ではこの「マイ争点」で終わりですが、今回はもう一段階レベルを上げた「マイ政党」までチャレンジしていただきました。
「マイ政党」は、被選挙権年齢引き下げを視野に、高校生たち自身が「模擬議員」となって、自分が重視する「マイ争点」を政策としてどう実現するかを議論し発表するグループワークです。
高校生たちは、メンバーごとに違う考え方(その先の価値観)や「マイ争点」の整合性をどう取るか、合意形成の難しさも実感したようです。
終了後は「質問したい」「もっと話を聞きたい」という高校生がズラリと並び、メモを取っている熱心さに感激しました。
今後も意欲ある高校生の皆さんのチカラに少しでもなれればと考えています。
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