市民の皆さんと考える「投票率ワークショップ」を企画
2025年5月25日、さいたま市長選挙が投開票され、35.78%の投票率となりました。
投票率としては高くありませんが、注目すべきは前回(2021年)に比べて7ポイント超アップしたという点です。
さいたま市の選挙啓発に関わってきた身として、まだまだ改善する点はあるといえど、投票率が向上して良かったと考えています。
特に、前回の市長選挙の投票率は28.70%と極めて低かったわけで、どのように「V字回復」させるか、市の選挙管理委員会や明るい選挙推進協議会にとって大きな課題だったと思います。
私自身、2021年~2025年の4年間、延べ17回の市内で開催された市民向けの「選挙セミナー」や「政治講座」などの依頼を受け、選挙啓発にご協力してきました。
さいたま市の選挙啓発講座では、
①どの年代の投票率が低いか
②その原因は何か
③どうすれば向上するか
についてデータをもとに分析した上で、
④全国各地の選挙啓発の事例を紹介しながら
⑤さいたま市ではどのような啓発ができるか
講座に参加いただいた市民の皆さんが投票率UPを「自分のこと」として考えていただける「体験ワーク」を開催しました。
講師が一方的に話すだけではなく、参加者の方が「楽しく、自分の意見を考え、周りの人と意見交換できる」講演こそ、選挙啓発には大切と考えています。
もちろん、投票率の向上は選挙管理委員会や明るい選挙推進協議会の皆さんの日々の取り組みがあればこそです。
今年度も多くの自治体から投票率向上を目指した講演の依頼をいただいています。
実際に投票率がUPした「さいたま市での選挙啓発」をモデルケースとしてご紹介しながら、それぞれの地域に合った啓発活動に尽力したいと考えています。
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