8年連続!母校明治学院大学で主権者教育を講演!

「公共政策論B」「政治学基礎演習」に連続登壇!

2018年10月15日、明治学院大学横浜キャンパスで開講された「公共政策論」「政治学基礎演習」(法学部政治学科)に登壇しました。

明治学院大学は母校で、2010年に卒業以来、毎年いろいろな講義やイベントに呼んでいただいており、今年で8年連続のゲスト講演となりました。

19~20歳を中心とした学生計100名を対象に、「『18歳選挙権』時代の若者参画とは~体験!主権者教育~」と題して、講演+ワークショップを開催しました。

主権者教育プログラム「マイ争点」は、自分の関心のある政策テーマを選び、その政策テーマの「具体化・理由・問題点・解決策」を考えていくものです。

選挙のたびに、「報道を見ても、争点が(多くて・少なくて)よく分からない」という声を聞きますが、それなら自分が大切にするポイント(=マイ争点)を考えてみればいいのでは?-という逆転の発想からきています。

オリジナルのワークシートを用意(神奈川県立湘南台高校・模擬投票2016事前学習②を参考に作成)し、書き込むことができるようにしています。

学生の皆さんに、どの政策項目に関心があるか挙手をしてもらったところ、多かったのは「外交・安全保障」「子育て・少子化対策」「消費税・税制」で、少なかったのは「女性の活躍」「憲法」「若者政策」という結果になりました。

講演を聞いて下さった学生の皆さんからは、感想や意見がぎっしり書かれたリアクションペーパーを沢山いただき、「マイ争点」に取り組んだことの手応えが伝わってきました。

・「マイ争点」を通じてまずは身近な問題から考えていくことが大切だと思った。

・普段ニュースや新聞に触れる機会が少ないため「マイ争点」のワークシートで、それぞれの課題を考えることができてよかった。

・「マイ争点」のプリントは難しい政策をわかりやすく書けるようになっていて、ぜひ選挙の時も活用したい。

来年4月には統一地方選挙、7月には参議院議員選挙と、2019年は選挙イヤーであり、若い世代の政治参加・投票行動が注目される一年になりそうです。

とりわけ、19歳は投票率が低いことが問題となっており、「マイ争点」プログラムを含めた大学での主権者教育にも引き続き取り組んでいきます。

【参考】
毎日新聞2017年10月5日付1面「19歳の君 投票しよう」にコメント掲載

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