福井県立藤島高校で「主権者教育と生徒会」講演!

福井県の公立25高校の生徒会役員50名が集結!

先月23日、福井県立藤島高等学校(福井市)にて、「平成29年度 主権者教育に係る生徒研修会」が開催され、講師として登壇しました。

これは、福井県教育委員会高校教育課が主催した研修会で、昨年5月の教員向け「指導者講習会」に続く、主権者教育に関する新たな企画です。

今回は、福井県内の県立高校25校から生徒会役員が集う「生徒会リーダー研修会」と合わせた形で、主権者教育をどのように実施すればいいか、体験的に学んでいただきました。

まず、講義「18歳選挙権時代の新しい生徒会を創ろう!」として、18歳選挙権の背景と意義、2016年参院選と2017年衆院選を経た課題、主権者教育の事例、海外の取り組み等をお話しました。

続いて、演習「身近な学校生活から政治を考えよう!」ということで、私が考案し全国の高校で展開している「生徒会予算の配分の基準」を考える主権者教育プログラムを実施。

生徒の皆さんは、互いに学校が違うため初対面が多く、最初はやや緊張の面持でしたが、グループワークではすぐに打ち解けて活発な討論をしていました。

特に、「ミニ立会演説」では、私の指名を待つ前に、積極的に挙手(立候補)して前に出てくる生徒が続出し、会場で見学していた先生方(約30名)もその意欲の高さに大変驚いていました。

当日の模様はメディアでも紹介されています。
毎日新聞2017年12月24日付「主権者教育 高校生が生徒会活動をテーマに」
中日新聞2017年12月24日付「部活予算どう配分?高校生徒会役員が議論」

終了後のアンケートでは、

・私たちは未来を作るだけでなく、今の社会を生きているので、もっと今の日本の現状を理解し、自分たちの手で日本を作っていかなければいけないと思った。

・生徒会予算案は、今まで先生が管理し生徒はあまり見たり考える機会はもらえなかったが、今回の研修会で非常に興味をもったので、自分たちにも考える機会をもらいたい。

・自分が生徒会役員としてどのようなことをするべきか、よく分かっていなかったが、生徒のため学校のためにできることが多くあることが分かった。

・生徒会をはじめとして、県内のリーダーとしての役割をもつ生徒が集う機会というのはほとんどなかったので、とても面白く有意義だった。

といった、生徒の皆さんから好意的な感想が多く寄せられました。

また、生徒会顧問の先生方も、

・講師の先生のお話もとてもわかりやすく、教員として社会科でもあるため、生徒にどのような活動をさせればよいのかなど参考になった。

・各校の生徒会というリーダーを呼び、18歳選挙権を周知させ、実際に「学校」という身近な「社会」を例に出して、「政治」に繋げていくというワークの流れは非常に面白かった。

・本校では、生徒会予算の配分に生徒が関わることはなかったが、教員側から予算案作成の状況等の情報を公開していきたい。まずは身近な題材を用いて、議題に参加していく楽しさを、生徒に感じさせたいと思う。

・生徒同士の活発な意見交換が見られ、主体的に考えていることがよく分かった。授業中であっても、自分の考えを持つことで効率よく学ぶことができ、アクティブ・ラーニングに繋がるという点を実感できた。

などなど、今回の研修会の手応えを述べて下さいました。

福井県は主権者教育に熱心に取り組んでおり、教員向けの講習会は3年連続生徒研修会は初めての試みで、両方の講師を務めさせていただき、大変やりがいを感じました。

この経験を活かして、今年も全国の自治体からご依頼をいただき、主権者教育を推進していこうと考えております。

(注記)本文中の写真・アンケート結果は福井県教育委員会の提供です。

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